ウォ―キングが身体のみならず精神にも好影響をもたらすという発言がSNS上で大きな注目を集めている。

「完全に舐めてた。ハーバード大学の研究によると、ウォーキングの目安は『最低限の肉体維持は1日8分』『メンタルの改善を狙うなら1日10分』『早期死亡を防ぐなら1日20分』『脳をシャープに保つなら1日40分』『死亡リスクを減らすなら1日60分』が良いとの報告があります。効果ありすぎ最強。」

ハーバード大学の研究によるものとしてこの発言を投稿したのは習慣改善ダイエットの実践者、さかせさん(@sakase_0915)。

"ハーバード大学の研究"というのは「Walking for Health」(ハーバード大学医学大学院 2017年10月24日)など複数のレポート、論文の内容を指すようだ。

ウォ―キングが健康に良いというのはもはや常識だが、まさかここまで深く作用しているとは…さかせさんの投稿に対してSNSユーザー達からは

「1日1時間歩くとすると、10年で3650時間を使用。それで約半年寿命が延びるかどうかが損益分岐点かも知れないなあ。」

「そういえば徒歩通勤で1日50分歩いていたときは緻密なアイデアマンだったことを思い出した。歩こう」

「たったこれだけで健康維持できるのにそもそも外出自体に罪の意識を植え付けたコロナが憎い」

など数々のコメントが寄せられている。

さかせさんにお話をうかがってみた。

中将タカノリ(以下「中将」):ハーバード大学の研究について知った際のご感想をお聞かせください

さかせ:今回の投稿は鈴木祐さんの「不老長寿メソッド」という本を要約してツイートしました。この本で「ウォーキングの健康効果」について知り、素直に驚きました。

中将:これまでさかせさんはウォーキングについてどのような取り組み、認識をされていたでしょうか?

さかせ:ダイエットに関してだけ言うと、痩せるための運動はどうしても効率が悪すぎて続かないんですよね。体重50kgの人が1時間ウォーキングしても、200kcal程度しか消費されません。

僕は運動は健康維持のための手段であると考えています。自分自身も「不老長寿メソッド」を読んで、健康のためにウォーキングに取り組もうと心から思いましたね。

中将:ウォーキングの効果についての個人的なご意見と、オススメの取り組み方をお聞かせください。

さかせ:僕自身は1年間で15キロ痩せたことをきっかけにダイエット指導者として活動しています。ダイエットを始めた当時から朝に5分〜15分の散歩はずっと心がけていました。雨の日を除いて2年ほど継続している習慣なので、実はかなりウォーキング歴は長いんです。ウォーキングを2年間実践してきて「精神的なストレスが減る」「1日の生産性が明らかに上がる」などの効果を実感することができました。先ほどお話した通り、痩せるためではなく健康のために取り組むのがキモになると考えています。

習慣化のコツは日常生活にウォーキングを取り込むことです。通勤手段を自転車から歩きに変えたり、目的地の一駅前で降りて歩くなど、1日5分からでもいいので少しずつ時間を増やせていけたらベストだと考えます。

中将:これまでの反響へのご感想をお聞かせください

さかせ:31万いいね、8万リツイートを超える大反響をいただいたので驚きました(※2021年10月6日現在)。日本人がさらなる健康と長寿を達成できるよう、1人でも多くの方がウォーキングに取り組んでくれたら嬉しく思います。これからも先も、自分が実践した上で「素晴らしいな」と感じる情報を届けていきたいです 。

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コロナ禍の影響でついつい家にこもりがちになっている人が多いという。しかし、マスクや消毒などを感染対策を徹底していればウォ―キング程度の外出でコロナに感染する恐れはきわめて小さいと思われる。身体と精神の健康を保ち、免疫力を維持するためにも気軽に始められるウォ―キングはおススメの運動方法だ。

■さかせさんプロフィール
ダイエット歴20年。年間200冊の本を読む読書家であり、その豊富な知識で累計100人以上のダイエット指導を行っている。

(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)