注目を集める商品が続々登場するガチャ業界に、新たな商品が投下されます。その名も「ギャルが折った折り鶴」。ガングロギャルが「鶴とかムリ〜」「折れなすぎワロタ」と笑顔で差し出した手のひらにはシワッシワの折り鶴が・・・。斬新すぎる企画にTwitter上では「ヤバいの来た」「ネタかと思ったらマジだった」「誰に需要あんのw」と話題になり、紹介された投稿には2.9万リツイートされ、9万件のいいねが付きました。企画したブライトリンクは、2018年に20代女性社長が設立した企業。佐藤明香里社長(25)に話を聞きました。

90年代ギャル、付け爪で上手に折れなかったのでは

ーー「ギャルが折った折り紙」を企画した経緯を教えてください。

「うまく折れていない折り鶴も実は可愛くて魅力的であり、とても趣があるということが出発点です。ただ上手に折れていない折り鶴を商品化するだけではチャーミングではないと考え、90年代に渋谷を中心に活動していたギャル文化を題材としました。当時の長い付け爪をつけているギャルの方々は折り鶴が上手に折れなかったのではないかと仮定し、企画をスタートさせました」

ギャルが折った折り鶴を記録分解し、職人が忠実再現

 ーー手折りだそうですが、作業するのははどんな人でしょうか?

「実際のギャルの方に折っていただいた折り鶴を記録・分解し、折り方のマニュアルを作成。そのマニュアルを元に業者さんにトレーニングを積んでいただき、忠実に再現しました。制作現場は商品特典映像からその全貌がご覧いただけます」

ーーいつごろから商品展開しますか?販売エリアは決まっているのでしょうか。

「2022年3月の発売を想定しております。販売エリアは全国での展開となりますが、現在は商品のご案内段階であり、正式に発売が決定したわけではございません。よって販売店舗等も現時点ではご案内しかねますのでご了承ください。尚、場合によっては発売見送りになる可能性もあるためご承知おきくださいますと幸いです」

 ーー現在の反響を教えてください。

「ありがたいことに大変な反響をいただいております。賛否両論どちらの意見もお見掛けしますが、一つ一つ人の手で折るモノとしてのユニークさだけでなく、購入者特典としてお付けしている制作映像まで注目していただきたいです。脚本まで練った特典映像は一連のエンターテイメントとして楽しんでいただける内容になっています」

ガチャ最後発企業「最高にクレイジー」なモノづくりを

ーー佐藤社長は本企画の立ち上げにはどのように携わったのでしょうか。

「ツイッターでご活躍されているプロダクトチームにこちらからお声がけをさせていただきました。弊社は業界内では最後発に近い企業のため、他メーカー様にはないオリジナルの企画で盛り上げたいと考えており、ブランドの方針を「最高にクレイジー」なモノづくりと掲げています。本企画をいただいた際、本当にクレイジーで、間違いなくバズると確信したので商品化の申し出をさせていただきました」

 ーーどのような方に手に取ってもらいたいですか?

「ブランドの方針と重なりますが、カプセルトイに興味のなかった、関心薄い方に手に取っていただきたいです。弊社のみならず、最近のカプセルトイはどのメーカー様も大変創意工夫凝らされており、毎月新商品が出てくる一期一会な出逢いもとても魅力的であることを知っていただきたいです。最近のガチャすごいな程度でも、カプセルトイに関心を持っていただくきっかけを作れたら嬉しく思います」

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ふざけた企画に見えますが、取材してみると後発企業だからこそ追求する斬新さ、この企画に懸ける思いが伝わってきました。全国展開を予定しているので、あなたの町にもギャルの折り鶴が届くかも。

(まいどなニュース・伊藤 大介)