腹ばいで寝そべる犬の耳を、一心不乱に脚でプルプルするインコ。犬が全く気にしないのでインコは次第にヒートアップ。ついには耳をくちばしでカジカジし始めます。

「イケると確信してからのローリーの大胆不敵さはすごい。ただし耳プルプルかじかじされても動じない老犬はもっと強い。」

こちらは、Twitterでゴシキセイガイインコ「BullBull(愛称ブルちゃん)」の日常を紹介しているアカウント「BullBullゴシキセイガイインコ」さん(@GoshikiBullBull)が投稿した動画です。ブルちゃんは、一緒に暮らす15歳のコーギー「優」が大好きで、気になってたまらない様子。1羽と1匹の普段の様子について聞きました。

ブルちゃんは2016年生まれの男の子。飼い主さんの元には2021年3月にやって来ました。花の蜜ややわらかい果実を好むヒインコ亜科に分類され、ローリー、ロリキートとも呼ばれます。性格は非常に活発で人懐っこいのが特長だそうです。

一方の優は、2006年4月生まれのオス。13歳の夏頃から後肢麻痺になり、現在は全身麻痺で要介護の状態です。

「コーギーの優には、ブルちゃんは初めは怖がって近寄りませんでした」と飼い主さん。「私が普段接しているのを見て怖くないと思ったのか、少しずつ距離を縮めて、今ではケージを開けると真っ先に優のところへ行きます。優も寝てる時以外は『嫌だな〜』って顔をしてる時もあるので、様子を見てブルちゃんがあまり激しく絡むようだったら離したりしています」

ちなみにブルちゃんはとにかく優の耳が気になるらしく、「耳プルプル」はいつもやるのだそう。そんなブルちゃんを迎えたことで、老犬を介護する飼い主さんの日々には一体どんな変化が生まれたのでしょうか。

「家が明るくなりました。ゴシキセイガイインコはいつも陽気で愛情表現も豊かです。優は病気で高齢ということもあり、静かな感じだったんですが、そこにブルちゃんが来てくれて空気が変わったなと思います」

「優の体調のことで私が落ち込んでいても、ブルちゃんの羊の鳴き真似で笑ったり。鳥がいる生活はいいなと思います」

いつも元気なブルちゃんと老犬の優。ちぐはぐで笑えるけど、なんだか温かい気持ちになるやりとりにこれからも注目です。

(まいどなニュース・黒川 裕生)