「『新居を建てたのでもういらない、引き取ってもらえないなら保健所へ連れて行く』。そう聞き保護した三毛猫スコティッシュのはな。あれから10年たち今年で15才のおばあちゃん。平均寿命が10〜13歳で短命と言われているスコティッシュフォールド。今日も快適温度ですやすやと寝ています」とツイートしたのは、一般社団法人 ワニガメ生態研究所さん(@kanameogino)。

そこには、気持ち良さそうに眠る猫のはなちゃんが写っていました。

ツイートを見た人からは、
「うちの(猫の)おじいちゃん18歳も同じクールマット愛用してます。この子も引き取った子ですが、気持ち良さそうに寝ている姿を見ると、『幸せかな』と安心します」
「うちのさすけもスコティッシュで今年で18歳になります。はなちゃんもまだまだ長生きしてくださいね」
「猫がつけた傷や汚れも1つ1つ愛おしいですけどね。けど、そんな人たちにはなちゃんの猫生を任せなくて良かった。保護してくださってありがとうございます。はなちゃん、引き続きステキなご家族と幸せな猫生を」
というリプライが次々と寄せられました。

現在の飼い主である一般社団法人 ワニガメ生態研究所に話を聞きました。

ーーなぜはなちゃんを引き取ることになったのですか。

「私は、1996年頃から不遇な動物達の保護をしていたので噂が広がり、2012年4月末、はなのことを知人から聞きました。ツイートにも書いたのですが、『家を新築したので、猫に傷を付けられたくないという理由で、子猫の時から5年間飼育していたスコティッシュフォールドを手放したい。引き取り手が誰もいなかったら保健所で殺処分してもらう』ということでした」

ーー元の飼い主とは直接お話をされましたか。

「会うと怒りをぶつけてしまうと思うので、直接話をしたことはありません。可愛がってはいたと思いますが、しょせん、新築した家に猫部屋を作るほどの愛し方ではありません」

ーーそんな理由で「保健所へ連れて行く」と言う人がいるのですね。

「うちではワニガメ、カミツキガメ、カメ、ワニ、ヘビ、大型犬、小型犬、猫、トカゲにカエル、観賞魚まで、保護依頼のあった動物は全て保護し飼養しています。多くが『保健所へ連れて行く』『殺処分』と言われた動物ばかりです。身勝手さに腹が立ちますね。中には『ワニガメやワニの餌にでもして下さい』と子犬を持ってきた人もいます」

ーーはなちゃんはおうちに来た時、どんな様子でしたか。

「少しおびえてベットの下などに隠れていましたが、すぐに慣れてくれました」

ーー今は幸せそうですね。

「はなも全ての動物も幸せにするために引き取っています。全員家族です。今は冷暖房付きの部屋で老後を静かに暮らしています」

(まいどなニュース特約・渡辺 陽)