みなちゃん(2歳・メス)は2020年の初夏、野良の母猫や兄弟と一緒に一般の人に保護された。その後、保護主が保護団体に相談し、団体が里親を探すことになった。ただ、子猫は3匹ともお腹が緩く、しばらく病院通いをしたそうだ。

岐阜県に住むMさんは、2020年6月13日、保護団体のホームページに掲載されたみなちゃんを見て、里親になりたいと伝えた。話はスムースに進み、翌日14日にはトライアルがスタート。21日には正式譲渡になったという。みなちゃんは1歳になっていた。

家族全員猫好きだけど…

Mさんは、2011年7月にもお兄さんの職場の敷地内にダンボールに入れて遺棄されていた子猫のツナちゃんを迎え入れた。そのため、正村家には先住猫のツナちゃん(12歳・メス)がいた。

「家族全員猫が好きで、捨て猫や迷い猫がいると放っておけず、保護してきたのですが、頭数が増えると細かい部分まで手をかけてあげられなくなるので、うちで飼うのは2匹までと決めています。子猫を保護した時は動物病院に連れて行き、病気や怪我がないことを確認してから、信頼できる保護団体に相談しています」

ツナちゃんとみなちゃんは歳が離れているせいか、相性があまり良くなかった。Mさんは、関係が悪化しないよう、先住猫のツナちゃんを優先しつつ、それぞれ甘やかしているという。また、みなちゃんは家中あちらこちらで爪研ぎしてしまうので、爪研ぎできる場所を増やして対処した。

猫中心の暮らし

こうして2匹の猫と暮らすことになったMさん。生活はすっかり猫中心になり、朝起きたらまず猫のごはんを用意する。家の中から猫にとって有害なものを排除し、ストレスなく暮らせるようキャットタワーなどを設置。さらには、Mさんが使うハンドクリームなども、猫にとって有害な物質が入っていないものを選ぶようになった。

Mさんは、「猫は家族であり、癒してくれる存在です。仕事で疲れて帰ってきても一声鳴き声を聞いて、姿を見れば疲れが吹き飛びます」と言う。

(まいどなニュース特約・渡辺 陽)