「秋田空港に野良のナマハゲいたんですけど秋田では普通なんですか、、、?」

吹雪の中、秋田空港で目撃したという「ナマハゲ」の動画がX(旧Twitter)で話題になりました。

投稿したのは、高知県須崎市のゆるキャラ「しんじょう君」の生みの親で、市役所を辞めた後に地域活性化事業の会社を起業した守時健さん(@kissXD)。秋田空港(秋田市)で歩いていたところ、ナマハゲに出くわしたとのこと。ナマハゲというと、秋田県男鹿市の各地で大みそかの夜、「泣く子はいねがー、親の言うこど聞がね子はいねがー」などと大声で叫びながら、鬼のような面をかぶる男性が地域の家々を回る伝統行事を想像しますが…。守時さんたちが目撃したナマハゲの後ろ姿は、どこか疲れたような哀愁が漂っていたとか。とはいえ、なぜ秋田空港に? そんな投稿に驚く人たちからたくさんのコメントが殺到しています。

「何故か疲れてる様にも見えるww」
「哀愁が漂うナマハゲさんですね」
「これは夜勤明けナマハゲですね」
「タクシー捕まらなかったのかな 徒歩帰宅きっついね〜笑」
「野良のナマハゲは初めて見た」

多くの人をくぎ付けにしたナマハゲの動画。出くわした時のことを、守時さんに聞いてみました。

空港で東京行きのフライトに乗ろうと歩いていたら…ナマハゲを目撃!

──なんと、秋田空港でナマハゲに出くわしたとか。

「はい、秋田空港です。2月1日の14時頃に出くわしました。東京行きのフライトに乗ろうと思って外を歩いていたところで。『野良のナマハゲだ、、!』って、とりあえず社員みんなで写真などを撮らせてもらいました」

──動画のナマハゲさんはどこへ?

「そのまま吹雪の中、何もない方向に歩いて消えていきました…」

──ナマハゲが出没するのは秋田県の中でもごく一部で、男鹿半島周辺の地域だけらしいのですが…。

「全然分かんないっす。空港の中でプロモーションしているなら分かりますけど。吹雪の中、外で一人で歩いてらっしゃったので」

──またどうして、守時さんたちは秋田に?

「弊社は地方創生に取り組む会社で、今回は東成瀬村(秋田県)の先進的な取り組みをしている『なるテック』というITベンチャー企業の視察に行かせてもらっていた帰りでした。たまたま出くわしてびっくりしました。案内してくれた秋田在住の方も『野良のナマハゲは初めて見た』とおっしゃっていました」

吹雪の中、哀愁漂う後ろ姿で現れたナマハゲ。災いをはらってくれる神様、あるいは神の使いと言われているのですが…皆さんも、秋田に足を運んだら出くわすかも?

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【守時健(もりとき・たけし)】
市役所職員(高知県須崎市)として新入職員ながら、ニホンカワウソをモチーフにしたゆるキャラ「しんじょう君」を誕生させ、ゆるキャラグランプリ王者に輝くなど話題を集めた。その後、須崎市のふるさと納税をSNSとゆるキャラ戦略で1000倍に増やし、地域活性に貢献。“超公務員”と呼ばれた。今は、SNSマーケティングを使った特産品の情報発信を仕掛ける地域商社「パンクチュアル」代表を務める。著書には『日本一バズる公務員』などがある。

(まいどなニュース特約・渡辺 晴子)