独身を通す人が増えている理由として「収入が上がらないから結婚できない」と言われることがあります。そこで、全国の20〜50代の独身男女1000人(男性510人/女性490人)を対象に「お金に関する実状とリアルな本音」について調査をしたところ、6割弱の人が「お金の余裕がない」と感じていることが分かりました。その一方で、男性で約6割、女性で約7割が「独身であることと金銭的な理由に関係はない」と考えていることも分かったそうです。

株式会社モデル百貨(長崎県佐世保市)が運営するお金に関する情報メディア『MoneyGeek』にて、2023年12月にインターネットで実施した調査です。なお、回答者の年代の内訳は、20代(男性62人/女性44人)、30代(男性133人/女性136人)、40代(男性149人/女性144人)、50代(男性166人/女性166人)となっています。

はじめに、「金銭面で余裕」について聞いたところ、「まったく余裕がない」(30.5%)と「あまり余裕はない」(26.4%)を合わせて、全体の56.9%が「お金に余裕がない」と感じていることが分かりました。

性・年代別でみると、もっともお金に余裕がないのは30代女性で、「まったく余裕がない」(34.6%)と「あまり余裕はない」(30.2%)で合計64.8%でした。また、「まったく余裕がない」と回答したのは、40代男性の40.9%が最多となりました。

さらに、「月に自由になる金額(生活費やローンの返済など必須の支払いを除く)」を教えてもらったところ、全体の平均金額は「3万9812円」でした。

性・年代別でみると、平均金額が最も少なかったのは30代女性の「3万2463円」、また、40代男性の28.9%は「生活費以外にはほとんど残らない」と回答しています。一方、最も金額が最も多くなったのは50代女性で「4万4217円」となりました。

次に、「独身であることに金銭面の影響はあると思いますか」と聞いたところ、男性で58.8%、女性で68.2%が「独身であることと金銭的な理由に関係はない」と回答しました。

他方で、「お金に余裕がないので結婚できない」と考えているのは、男性が26.1%、女性が13.9%と男性のほうが多くなり、「お金を自由に使いたいので結婚したくない/結婚に消極的である」と考えているのは、男性の15.1%に対して女性は18.0%とこちらは女性のほうが多くなりました。

独身を通した場合、その先にあるのは「おひとりさまの老後問題」です。そこで、「老後の備え」について聞いたところ、全体の35.6%が「老後の備えは特にしていない」と回答。

これを性・年代別にみると、男性では20代を除く全世代で4割を超え、女性では30代が36.0%で最も多くなりました。

最後に、「今の生活に満足をしていますか」と聞いたところ、男性で43.6%、女性で56.7%が「満足している」と回答しました。これを年代別にみると、50代女性が64.5%で最も高くなっていました。

   ◇  ◇

【出典】
▽MoneyGeek/【独身者1,000人に聞いた】おひとりさまのお金事情!独身貴族は本当にいる?お金の使い方や老後の備えなど本音で調査