女子大学生の居室に侵入しようとしたとして、群馬県警高崎署は21日、高崎市新後閑町の塾講師、市川和彦容疑者(59)を住居侵入未遂容疑で逮捕した。「性的欲求を満たすために何度も留守宅に入って下着などに触っていた」と話し、容疑を認めているという。

 逮捕容疑は4月27日午後5時10分ごろ、高崎市内のアパートで1人暮らしをしていた20代の大学生の居室に玄関から侵入しようとしたとしている。

 同署によると、市川容疑者は当時来訪していた大学生の親族に見つかって逃走。親族が翌日、同署に相談した。大学生とは仕事で知り合ったという。同署が余罪などを調べる。【湯浅聖一】