両陛下、7月6〜13日に初のモンゴル訪問 抑留慰霊碑訪問など

毎日新聞6/20(金)8:42

両陛下、7月6〜13日に初のモンゴル訪問 抑留慰霊碑訪問など

天皇、皇后両陛下=皇居・御所で2025年2月13日(宮内庁提供)

 天皇、皇后両陛下が7月6〜13日にモンゴルを公式訪問されることが20日、閣議で決まった。在位中の天皇、皇后がモンゴルを訪ねるのは初めて。国賓としてフレルスフ大統領夫妻主催の晩さん会などの歓迎行事に臨む。旧ソ連に抑留されてモンゴルで亡くなった日本人の慰霊碑も訪ね、供花する。

 宮内庁によると、両陛下は羽田空港から政府専用機でモンゴルに入り、首都ウランバートルに滞在。8日に歓迎行事に出席し、ウランバートル郊外に日本政府が建立した「日本人死亡者慰霊碑」に供花する。終戦後、旧ソ連に抑留された約1万4000人がモンゴルに移送され、約1700人が抑留死したとされる。

 11日は、モンゴルの国民的なスポーツの祭典「ナーダム」の開会式に臨み、弓の競技を観戦。12日は、馬が草原を数十キロ走り抜く競馬競技を見学し、ウランバートル中心部から約100キロ西の山岳高地、ホスタイ国立公園にも足を運ぶ。公園は野生馬のモウコノウマ(タヒ)の保護に取り組んでいる。

 この他、日本が経済協力や支援をした水道施設や学校、病院を視察。5年一貫で技術者教育をする日本独自の教育機関、高等専門学校(高専)をモデルに開設された「モンゴルコーセン技術カレッジ」も訪ねる。

 令和に入り、両陛下の国際親善を目的とする外国訪問はインドネシア、英国に続き3度目。陛下は皇太子時代の2007年、国交樹立35周年にあわせてモンゴルを公式訪問している。【山田奈緒】

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