プロでの挫折糧に JFE西・小林

プロでの挫折糧に JFE西・小林

 第44回社会人野球日本選手権大会で10日の第1試合に登場するJFE西日本(中国・広島)は、2回戦までの2試合をいずれも零封で勝ち上がってきた。その投手陣をまとめるのが、プロ野球・横浜DeNAを退団し、今季から加わった小林寛投手(29)だ。プロでの挫折を糧に若手を刺激し、チームが初優勝した2004年以来13大会ぶりの4強入りを目指し、日本生命(近畿・大阪)との準々決勝に臨む。

 広島県福山市出身の右腕は、大阪学院大4年の時に関西六大学野球で無安打無得点試合を達成。10年秋のドラフト会議で横浜に4位指名され入団したが、17年10月に戦力外通告を受けた。通算成績は2勝3敗だった。

 140キロ台後半の直球と7種の変化球が武器だった。だが、プロ時代の7年間は、結果が出ないとハードな練習で自分を追い込み、気持ちばかりが焦って持ち味を発揮できなかったと感じている。

 昨年12月、自身の地元である福山を本拠地とするJFE西の山下敬之監督(43)から、「お前と一緒に野球がしたい」と誘われた。ベテラン投手陣がそろって引退したばかりで、経験豊富な選手が必要とされていた。

 「若手がのびのびとプレーできる環境を」。そう掲げる監督の期待に応えるべく、楽しみながら野球ができる環境作りに努め、グラウンド整備などの雑用も率先してこなす。キャリアの浅い投手陣の聞き役に徹し、河野竜生投手(20)は「チームの誰よりも一球の重みを知っている」と信頼を寄せる。

 2回戦では最終回のマウンドを任され、3人で抑えた。悔いを残してプロ生活を終えた、チーム最年長投手は言い切る。「苦しい場面で、自分の経験を生かしたい」【李英浩】


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