際立った明大ディフェンス 素早いサポートを終盤まで徹底

際立った明大ディフェンス 素早いサポートを終盤まで徹底

 ◇全国大学ラグビー決勝(12日、秩父宮)

 ○明治大学22−17天理大学●

 満員のスタンドから起こる「明治」コールの音量が数段階、上がった。5点差に迫られて迎えた後半40分過ぎ。自陣に押し込まれた明大が前に出ると、右につなごうとした天理大バックスがボールを前に落とした。次の瞬間、歓喜の輪が広がった。主将のSH福田は「ディフェンスが80分間プレッシャーをかけ続けたことで、相手が重圧を感じた」と力を込めた。

 決勝の舞台で際立ったのは、22大会ぶりに頂点に立った明大の防御の精度だ。前半終了間際、NO8マキシを中心に中央突破を図った天理大に対し、フランカー井上らが複数で圧力をかけてトライを許さず、7点のリードを保って折り返した。

 天理大がボールを大きく動かした後半は2トライを許したが、明大は1人がタックルした後の素早いサポートを終盤まで徹底。天理大の前進を食い止めた。「明治は2人で(相手を)止めるシステム。その意識をしっかり持ってやった」とWTB高橋。井上も「フィジカルで負けず、対等に戦えた」と鍛錬の成果が形となって表れたことを喜んだ。

 前回大会の決勝は、帝京大を一時リードしながら1点差で敗れた。今季は関東対抗戦で慶大、早大に敗れ、4位。ノーシードで臨んだ大学選手権では一戦ごとに成熟度を高めた。「選手がタフになり、我慢強く戦ってくれた」と田中監督。倒れても素早く立ち上がり、次の役割を探す。そんな勤勉さが、新生明治の顔だ。【大谷津統一】


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