イスラエルメディアは27日、パレスチナ自治区ガザ地区最南部ラファのエジプトとの境界付近で、イスラエルとエジプト両軍の間で銃撃戦が発生したと報じた。エジプト軍は、兵士1人が死亡したと発表した。

 イスラエル軍は「事件は調査中で、エジプト側と協議している」と発表したが、詳細は明らかになっていない。エジプト軍も同様の声明を出した。

 イスラエル紙ハーレツは、目撃者の話として、エジプト軍が先に発砲したと伝えた。エジプト側の初期調査では、イスラエル軍とイスラム組織ハマスとの間で衝突が発生。複数箇所で銃撃戦になり、自衛措置を講じたとしている。

 イスラエル軍が7日、ラファ検問所を制圧したことで、エジプトとの関係は悪化している。昨年10月下旬にはイスラエル軍の戦車が国境付近のエジプト軍の駐屯地に誤射し、エジプト側の数人が負傷した。【エルサレム松岡大地】