習氏とプーチン氏が電話協議 中東情勢巡り、イラン寄りの立場明示
毎日新聞6/20(金)5:30

ロシアの対独戦勝80年記念の軍事パレードで、特設スクリーンに映し出された中国の習近平国家主席(中央左)とプーチン露大統領(同右)=モスクワで2025年5月9日、山衛守剛撮影(特設スクリーンの映像を撮影)
中国の習近平国家主席は19日、イスラエルとイランの交戦激化で緊張が高まる中東情勢を巡り、ロシアのプーチン大統領と電話協議した。中国国営中央テレビによると、習氏は「紛争当事者、特にイスラエルはできるだけ早く攻撃をやめるべきだ」と自制を求めた。
ロイター通信によると、両首脳は、イスラエルの攻撃を「国連憲章や国際法の規範に違反している」と非難し、緊張の緩和が必要との考えで一致したという。中露は共に、イランと近しい関係にある。
習氏は「イランの核問題を政治的解決の軌道に戻さねばならない」と語り、「紛争当事国に特別な影響力を持つ大国には、事態沈静化を促す努力が必要であり、逆であってはならない」と暗に米国をけん制した。
プーチン氏は、イスラエルによるイラン核施設への攻撃は「非常に危険」だと指摘し、「イランの核問題は対話で解決されるべきだ」と述べた。【北京・畠山哲郎】











