「誰か男を紹介して！」水の入ったグラスを投げつけられて...こんな修羅場がほんとにあるの!?

「40代の女性です。ドラマのような修羅場って実際に起こるものなんですね。もう2度と経験したくないです...」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか？


■自粛生活で溜まったストレスは人それぞれだけれども...
2020年秋の出来事です。
この年は感染症対策のためにあらゆる自粛を強いられ、大変な年でした。
秋になり、少しだけ自粛が緩和されたタイミングでのある日、知人5人と久しぶりのランチ会をしました。
お店の奥の個室に案内されましたが、他にお客さんはおらず、ほぼ貸切状態。
久しぶりなので積もる話に花が咲きました。
自粛期間に始めた新しいことや働き方が変わって良くなった点、戸惑った点など...みんなストレスと向き合いながら頑張っていたことが改めて分かるひとときでした。
そんな中で、1人だけ異質なストレスを溜めている人がいました。
知り合いの女性Mさん（当時47歳）です。
彼女は既婚者で、お子さんはもうほとんど手がかからないくらいの年齢だと聞いていました。
仕事熱心で、ランチ会の間に仕事のメールが来ると真剣な顔で返信を始めるなど、真面目な一面もありました。
ただ、お酒を飲むと非常にタチが悪いのです。
Mさんにはもうひとつ問題があり、それは男性関係でした。
彼女の武勇伝は以前から聞いていました。
お子さんが幼稚園児の頃から働き始めたのは、外で遊ぶ時間を作りたいからだったと。
当時から夫以外の男性と付き合っており、ほとんど交際が途切れたことがないのだとか。
実際、Mさんは2019年に出会った既婚男性と男女の仲にありました。
さすがにコロナの自粛期間はおとなしくしていたそうですが、徐々にストレスが溜まってきたと話していました。
「彼が会ってくれない！」と、ワインを片手にMさんはしきりに悲しむのです。

■もう関わりたくない！ 修羅場と化したランチ会
様子がおかしくなってきたので、周囲が彼女の持っていたワインを取り上げ、代わりに水を置いてたしなめるものの、Mさんの気持ちは一向におさまりません。
しまいには、人脈の多いKさんに「誰か男性を紹介して！」と言う始末。
さすがにKさんが「私はそういうのはできない」とキッパリ断ると、なんとMさんは水の入ったグラスをKさんに向けて投げつけたのです。
何も悪くないのにKさんは水浸し。
目の前には粉々になったグラスが転がっていました。
固まってしまった店員さんに「ぞうきんありますか？」と私は申し出て、Mさんをなだめて即座に店を去りましたが、気分転換のつもりが余計にストレスが溜まってしまいました。
その後、誰もMさんと連絡を取っていません。