サラダからシチューまで様々なメニューに活用できる万能野菜「ブロッコリー」。旬を迎え値段も安くなるので冷蔵庫に常備しておきたい食材のひとつですよね。ブロッコリーを使う際、茎の部分はどうしていますか?捨ててしまうという方が意外に多いのでは?

捨てたらもったいない!ブロッコリーの茎の魅力について

私たちが普段からよく食べているのはブロッコリーの蕾の部分なのですが、実はブロッコリーの茎部分は蕾よりも栄養素が多く含まれていると言われています!

ブロッコリーの茎を100g食べるだけでなんと1日分の「ビタミンC」を補給できるんだとか!ビタミンCにはコラーゲンの合成を促す働きやしみなどの肌トラブルを防ぐ効果が期待できます。

また、みかんやレモンなどの柑橘類に含まれる「ビタミンP」はビタミンCを安定させ、体内への吸収率を高める働きがあるため、ブロッコリーを食べる際はビタミンPが豊富な食材を組み合わせると良いでしょう。

その他、ブロッコリーの茎にはビタミンC以外にも「β-カロテン」(期待できる効果:皮膚や粘膜の健康を維持)、「葉酸」(期待できる効果:目の下のクマを防ぐ働き)、「食物繊維」(期待できる効果:便秘を改善)といった栄養素が含まれています。

ブロッコリーの茎を使ったおすすめのレシピ 〜ブロッコリーの茎入りコーンクリームスープ〜

優しい甘みがほんのりと口に広がる「ブロッコリーの茎入りコーンクリームスープ」の作り方をご紹介します。

〜ブロッコリーの茎入りコーンクリームスープの作り方〜
<材料>
・ブロッコリーの茎 100g
・玉ねぎ 1/2個
・コーンクリーム缶 1缶
・牛乳 1カップ
・固形ブイヨン 1個
・塩胡椒 適量
・バター 20g

<作り方>
1. ブロッコリーの茎と玉ねぎを薄切りにする。
2. 鍋にバターを熱し、玉ねぎを炒めていきます。
3. 玉ねぎがしんなりしてきたらブロッコリーの茎を加え、さっと炒めます。
4. 3にコーンクリーム缶を加え、ひと煮立ちさせたら火を止めます。
5. 粗熱を取った後ミキサーで滑らかになるまで撹拌させましょう。
6. 5を鍋に戻し、牛乳を加え弱火にかけ固形ブイヨンを入れます。ひと煮立ちしたら塩胡椒で味を整えて完成です。

ブロッコリーの茎はスープ料理以外にも炒め物や天ぷら、漬物として食べるのも大変おすすめです。今までずっと捨てていた!という方は是非参考にしてみてくださいね。