仕事に行き詰まったとき、人生に迷ったときなど、多くの人は友人や先輩、上司などからアドバイスを受けて、立ち直るきっかけをつかんでいるのではないでしょうか。

的確なアドバイスしてくれる人が身近にいない場合は、歴史上の偉人や著名人が残した名言・格言を噛みしめてみることも、スランプからの脱出には効果があるのではないでしょうか。

IT界の巨匠たちが残した名言

たとえば、アップルの創業者の一人であるスティーブ・ジョブズは「ハングリーであれ、愚かであれ」という名言を残しています。

アップルを追い出されたもののやがて返り咲き、アップルの経営危機を立て直したことで、カリスマ経営者としての地位を築き上げただけに、IT業界では信奉者も多い人物です。

また、「すばらしい仕事をするには、自分のやっていることを好きにならなければいけない。まだそれを見つけていないのなら、探すのをやめてはいけない。安住してはいけない。心の問題のすべてがそうであるように、答えを見つけたときには、自然とわかるはずだ」も、ジョブスの名言・格言として知られています。

マイクロソフトの共同創業者であるビル・ゲイツの「問題は未来だ。だから私は、過去を振り返らない」「同じ決断を二度するな。最初の決断に充分時間をかけて確固たる決断を下せば、同じ問題を二度考えずに済む」も、よく知られています。

また、Facebook創業者のマーク・ザッカーバーグは「私のゴールは会社を作ることではありません。多くの人が、私のことを収入や利益のことを考えていない人なのでは?と誤解しています。私は、ただの会社を作るのではなく世界を変えるような大きな変化を起こしたいのです」も、名言として知られています。

成功者ならではの珠玉の言葉

アメリカの鉄鋼王として有名なアンドリュー・カーネギーは「成功するには、成功するまで決して諦めないことだ」「チャンスに出会わない人間は一人もいない。それをチャンスにできなかっただけである」の名言を残しています。

フォード・モーターの創業者で自動車王と呼ばれたヘンリー・フォードの名言は「人間は、優れた仕事をするためには、自分一人でやるよりも、他人の助けを借りるほうが良いものだと悟ったとき、その人は偉大なる成長を遂げるのである」です。

カーネギーは、12歳で紡績工場に入り、現場のたたき上げからビジネスマンとして成功を収めた人物、フォードは、見習い機械工から身を起こし、ガソリンエンジン技術者を経て4輪自動車の制作に成功した人物です。それだけに、説得力があります。

日本の偉人・著名人たちの心に響く名言

日本では、「福沢諭吉 訓」を、座右の銘としている経営者も多いようです。

 一、世の中で一番楽しく立派なことは、一生涯を貫く仕事をもつことである

 一、世の中で一番みじめなことは教養のないことである

 一、世の中で一番寂しいことは仕事のないことである

 一、世の中で一番みにくいことは他人の生活をうらやむことである

 一、世の中で一番尊いことは人のために奉仕して決して恩に着せないことである

 一、世の中で一番美しいことはすべてのものに愛情をもつことである

 一、世の中で一番悲しいことはうそをつくことである

また、経営の神様と呼ばれる松下幸之助の「成功するまで続けたら、失敗ではなくなる」、京セラや第二電電(現KDDI)などを創業者である稲盛和夫の「世の中に失敗というものはない。チャレンジしているうちは、失敗はない。あきらめた時が失敗である」などはどうでしょう。何度でもチャレンジしたくなるような言葉です。

このチャレンジ精神を鼓舞する言葉は、日本人のメジャーリーグの道を開いた野茂英雄も「挑戦すれば、成功も失敗もあります。でも挑戦せずして成功はありません。何度も言いますが、挑戦しないことには始まらないのです」、また、棋界からは羽生善治が「挑戦しなければ、今いる場所より先に進めない」と、挑戦することの大切さについて述べています。

それにしても、古今東西の成功者たちは、実に多くの、胸に突き刺さる言葉を残しているものです。あなたは、どんな名言・格言に、勇気づけられるのでしょうか。

まとめ

ビジネスで成功を収めた経営者や文化人、戦国武将やアスリートに至るまで、成功者たちは多くの名言や格言を残しています。その中には、現代にも通ずるピンチを乗り越えるヒントや、成功に通ずる秘訣などもあり、仕事が行き詰まったときなど、落ち込んでいる気持ちを奮い立たせてくれることもあります。そんな自分にふさわしい名言・格言を用意しておきましょう。