Googleがサブスクリプションアプリの手数料を15%に引き下げ、電子書籍が割安に購入できるようになりました。ビジネスに迷った時やモチベーションアップのために書籍を購入しようとした時、手数料引き下げをきっかけに紙の書籍から電子書籍への切り替えを考える方もいるのではないでしょうか。

いつでもどこでも読書ができる電子書籍

電子書籍とは、書籍を電子データ化し、電子機器のディスプレイ上で読めるようにした書籍のことで、電子ブックやデジタルブックともいわれます。書籍の電子化はもはや珍しいことではありません。

漫画を読む若い世代の人々が電子書籍ブームの火付け役だといわれています。電車やバスでの移動中にスマートフォンやタブレットで手軽に本を読めることが多くの支持を集めたようです。

とはいえ、紙の書籍に慣れているビジネスパーソンの中には「書籍は本屋で買うもの」という意識を持つ人もいるかもしれません。

紙の書籍には、目的の本を探して書店巡りをしたり、タイトルに惹かれて思わず手に取った本の内容に強く心を動かされたりという楽しみもあり、そこがまた魅力でもありますが、電子書籍にも紙の書籍にはない魅力があります。

本棚を持ち歩く感覚

電子書籍の魅力は、インターネットを介して電子書店で書籍を購入し、スマホやタブレットを使って時間や場所を気にせず読めることです。感覚としては、自宅にある本棚を持ち歩いているといえるかもしれません。

また、本の収納場所に困ることもありません。読書好きであれば、いつの間にかたまってしまった本の整理や処分に困ったことがあるはずです。しかし、電子書籍ならそんな心配は無用です。

電子書籍でもっとも多く読まれているのは、ブームの火付け役となったマンガですが、ビジネス書も次々と電子書籍化されています。そこで、ビジネスパーソンにおすすめの電子書籍をピックアップしてみました。

ビジネスパーソンにおすすめの電子書籍

まず、ぜひ目を通してほしいのが、経済思想研究者の斎藤幸平氏の「人新世の『資本論』」です。このまま気候変動を放置したまま資本主義の利潤追求を続けていては、地球は破壊されてしまうと警鐘を鳴らしています。地球の破壊を防ぐためには、論理的にいえば資本主義による際限なき利潤追求を終わらせることです。

しかし、資本主義を捨てた後に未来の繁栄はあるのか、という難問に突き当たります。その難問を解くカギがマルクスの「資本論」の中に眠っていると示し、豊かな未来社会への道筋を具体的に描きだした、まさに今読むべき一冊といえます。

また、「シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成」(安宅和人著)も、目まぐるしく動く社会の中で、ビジネスパーソンは何を目指し、何をすべきかを詳細に示した一冊です。

近年、ワークライフバランスという言葉をよく耳にしますが、「フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか」(堀内都喜子著)は、効率よく働くためにもしっかり休むフィンランド流の働き方と休み方のコツを紹介した本です。

そのほか、元マイクロソフト日本法人社長が、アマゾンの経営戦略を分析しながら最新の経営やビジネス感覚とは何かを解説した「amazon 世界最先端の戦略がわかる」(成毛眞著)、「人は話し方が9割」(永松茂久著)も、コミュニケーションが難しい時代だからこそ読んでほしい一冊です。

まとめ

紙の書籍にしかない魅力もたくさんありますが、手軽にたくさんの書籍を読める電子書籍でも新たな読書の楽しみを見つけてはいかがでしょうか。