企業活動におけるリスク管理の重要性は日々増している。これに対応するため、多くの組織は複雑で大規模なシステムを導入せざるを得ない状況にある。これらのシステムは、さまざまなリスクを効果的に監視し、対処する機能を提供するが、導入や運用の複雑さによる新たなリスクが生じることも多い。


しかし、最近になって、リスクマネジメントをワンストップで実現できる「RM NAVI」が登場した。このようなプラットフォームは、企業がリスク管理のために複数のシステムに依存する必要を排除し、一元的にリスクを管理できることで、リスク対応の迅速化や効率向上が期待できる。

目次本記事の内容

多様化するリスクマネジメント

企業が置かれる環境の複雑化にともない、経営、人材、資本などに対する基本的なリスクに加えて、情報漏洩やサイバー攻撃などのリスクも深刻さを増している。結果として企業のリスクマネジメントは、以前とは比較にならないほど重要性が高まった。しかし実行するためには、さまざまな仕組みづくりと環境整備が必要であり、取り組みをためらう企業もまだ多い。

新プラットフォームの主な機能

MS&ADインターリスク総研がリリースした「RM NAVI」は、リスクマネジメントに関わるサービスを一元的に提供してくれる。15のリスク領域ごとに最新情報が配信され、専門的なコンテンツの閲覧やセミナー・イベントへの参加も可能だ。またプラットフォームから直接、リスク対応コンサルタントに相談することもできる。

まとめ

RM NAVIを利用すれば、リスクマネジメントに関するさまざまな情報を得られ、専門家への相談や具体的なリスク対策プランの策定も可能だ。企業にとってはリスク管理業務を集約することで、効率化とコスト削減が同時に達成できるだろう。