だんだんと肌寒くなり、秋の訪れを感じる今日この頃。今回の主役は、この時期特に甘味が増す「秋茄子」。お料理には定番のお野菜ですが、クセのないお味は、実はスイーツにもピッタリ。さらに、ちょっとした調理のコツでぐっと甘さも増すんです。この甘味を活かした、簡単で栄養満点なヴィーガンスイーツレシピをご紹介します♪

Today's MANEKU Style

意外に絶品!秋茄子×カカオのマリアージュ

日本ではスイーツに使われることはほぼない茄子。

チョコとの組み合わせは意外かもしれませんが、南イタリアでは「メレンザーネ アル チョッコラート(揚げ茄子のチョコレートコーティング」という家庭ドルチェがあるくらい、実は茄子とチョコは相性がいいんです。(これについては記事の最後に!)

今回は秋茄子本来の甘味を最大限に引き出す調理法で、出来るだけシンプル&ヘルシーな秋茄子スイーツをご提案。

今までにない、スイーツとしての新しい秋茄子の楽しみ方をご紹介致します!

Food & Drink

〈レシピ〉秋茄子のヴィーガンショコラムース

今回も母の自然栽培畑から採れた新鮮な秋茄子を使います。

皮が厚く実の詰まった夏茄子に対し、柔らかく甘みや旨みが強くなる秋茄子は、素材をまるごと活かした調理がおすすめ。

そのため、まるごとフライパンに乗せ、極弱火でトロットロになるまで蒸し焼きするのが今回のポイント!

低温からじわじわと出来るだけ長く火を通すことで、澱粉を甘味に変える酵素の活性温度を長く保つことができるため、甘味がぐんと増すのです。

これは薩摩芋や南瓜など、他のお野菜にも当てはまるので、調理する際は是非覚えておいて下さいね♪

今回の秋茄子の場合は、4面を極弱火で各10分程蒸し焼きにしました。

トロトロになればOK!

(材料)

・蒸した茄子      100g

・カカオパウダー    25g

・ラカント(粉末甘味料)  20〜25g (お好みで調整)

・ココナッツオイル   約大さじ1 (茄子の水分によって固まりが悪い際に調整しながら加える)

・天日塩        少々

・シナモンパウダー   適量

(作り方)

①蒸し茄子のヘタを取り、全ての材料をフードプロセッサーで滑らかになるまで攪拌する。

※ ヘタに近い硬い部分はペーストになりきれないこともあるので、除くと良い。皮は今回全て使用しましたが、気になるようなら硬そうな部分だけ剥いてもOK。

ただし、その場合は水分量が多くなり緩くなりがちなので、蓋を開けた状態で少し長めに加熱して水分を飛ばすか、ココナッツオイルや粉系(カカオパウダーやグリーンバナナ粉)を足すと良い。

②お皿にセルクルを乗せ、①を流し込みそっとセルクルを抜く。

※生地が温かいと緩くなりセルクルの下から漏れやすいので、冷めた状態で流し込む。型抜きする場合も、緩くて形が保てないようなら少し冷蔵庫(お急ぎなら冷凍庫へ。カチカチにならないよう注意)で冷やすと綺麗に仕上がる。

※セルクルがなければカップに入れてもOK。

③シナモンパウダーをかけて完成!冷やして食べるとより美味しいです♪

我が家ではローチョコソース、ヴィーガン豆腐クリーム(過去の記事で紹介しています)、ローカカオニブをトッピングして頂きましたよ!

濃厚なこのショコラムースは、他にもスプレッドやディップ、ケーキのフィリング、絞りに入れればデコレーションクリームなどと、アレンジがいろいろ楽しめちゃうんです。

我が家では上記のプレートを楽しんだ後、オートミールとグリーンバナナ粉生地のクレープに早変わり!

ショコラムース、豆腐クリーム、ローチョコソース、ローカカオニブ、シナモンと一緒に、蒸し焼きし細かくカットした秋茄子を巻きました。

「茄子とチョコがこげん合うっちゃねえ」と、父も舌鼓を打っていました。笑

たくさん作っておけば、いろいろと重宝するショコラムース。
ご自分好みにアレンジして楽しんでみて下さいね!

Tablewear

祖母からの昭和レトロ食器

今回使用したホワイトのプレート。

母にお願いして出してもらった掘り出し物なのですが、

ずいぶん年季が入っているなぁと思ったら、昔祖母から冠婚葬祭用に受け継いだものだそう。

Ironstone Chinaのもので、

昭和レトロなヴィンテージ感や、お料理を邪魔しないけれど寂しくない縁のデザイン、薄さや質感に、

使うにつれだんだんと愛着が湧いてきました。笑

「高いものじゃないと思うよ」と母は言っていたけれど、

世代を超えて使っていくうちにこうやって味がでてくるんだなあと、

ヴィンテージの醍醐味をしみじみと感じました。

「お皿は素敵だけど、お料理が映えない…」とか、

「盛ると意外と使えるな」とか、

お皿選びって案外難しいけれど、

長く使われるのにはやっぱり理由があるのかな、

そういう食器にこれからも出逢って、一つ一つを長く大切に使っていきたいものです。

MANEKU Tips

南イタリアの茄子ドルチェ「メレンザーネ アル チョッコラート」

先述した南イタリアの茄子ドルチェは、日本のお盆の時期に食べられる家庭スイーツ。

レシピは家庭によって様々かと思いますが、卵液に浸すなどしてじっくり揚げた茄子に、チョコレート(時にはカスタードやクリームなども)をコーティングするんだそう。

(写真はじっくり蒸し焼きしたヘルシー中川家バージョン。笑)

蒸し焼きした秋茄子自体が甘くジューシーなので、フードプロセッサーがない場合や、ペーストにするのは面倒だ!という場合は、笑

蒸し茄子を包丁で細かく叩いたりザクザクとカットしたりして、溶かしたチョコやシナモンと混ぜるだけでも、美味しく食べられましたよ♪

これなら茄子嫌いのお子様でも食べられるかも?笑

秋茄子の新しい食べ方、よかったら試してみて下さいね!

ライター:中川 愛