天野こずえさんのマンガが原作のアニメ「ARIA」の新作となる劇場版アニメ「ARIA The CREPUSCOLO」で、声優で歌手の安野希世乃さんがオープニングテーマ「フェリチータ」、エンディングテーマ「echoes」を担当することが11月27日、分かった。安野さんが、オリジナルキャラクターのアレッタ役で声優として出演することも発表された。アレッタのビジュアルも公開された。

 アレッタは、天野さんが描き下ろしたオリジナルキャラクター。一人前を目指して練習の日々を送る風追配達人(シルフ)の少女で、オレンジぷらねっとで修業の日々を送るアーニャの幼なじみ。

 安野さんは「シリーズが長きにわたり、時を超えて多くの人に愛され続けている『ARIA』シリーズ……今作の美しい作品世界の一部に、このたび音楽を通じて関われるとうかがった時は心底驚きましたし、飛び上がるほどうれしかったです! 過去シリーズを拝見していても、美しい映像と優しい物語と出会った時の、心の奥までじんわりと語りかけてくる『音楽の力』を芯から感じました。歌わせて頂いた楽曲が、ARIAの世界を彩る一部になれるなんて……こんなにうれしいことはありません。この出会いに、心から感謝しています」とコメントを寄せた。

 同作の電子年賀状キャンペーンが実施されることも分かった。12月25日までに登録すると、キャラクターデザインを担当した伊東葉子さんの描き下ろしイラストを使用した電子年賀状が2021年1月1日ごろに届く。

 「ARIA」はマンガ誌「月刊コミックブレイド」(マッグガーデン、現在は休刊)で2002〜08年に連載されたマンガが原作。水の都・ベネチアがモチーフの街を舞台に、ARIAカンパニーで一人前の水先案内人を目指す主人公・水無灯里の修業の日々、友人や先輩との交流などを描いている。テレビアニメ第1期が2005年、第2期が2006年、第3期が2008年に放送されたほか、OVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)も制作された。

 新作は、天野さんの完全新作描き下ろしマンガが原作で、オレンジぷらねっとのメンバーを中心としたストーリーとなる。佐藤順一さんが総監督を務め、脚本を手掛ける。J.C. STAFFが製作する。2021年春公開。