藤子・F・不二雄さん原作の人気マンガ「ドラえもん」(小学館)のコミックスおよび関連書籍の2019年12月〜今年11月の約1年間の累計発行部数が、500万部を突破したことが分かった。そのうち、てんとう虫コミックス「ドラえもん」シリーズの約1年間の累計発行部数は141万部を突破した。「ドラえもん」の初の本格原画集「THE GENGA ART OF DORAEMON(仮)」が2021年2月に発売されることも発表された。

 「ドラえもん」は、今年で連載開始から50周年を迎え、2019年11月に約23年ぶりとなる新刊「ドラえもん」0巻が発売されたことを皮切りに、50周年記念出版物が発売されたほか、コミックスや関連書籍の書店フェアなどが実施されてきた。

 「ドラえもん」0巻は、発売から約1年間で累計63万1000部を突破。てんとう虫コミックス「ドラえもん」全45巻も重版を重ねる状況が続いているといい、今年3月には第1巻の売り上げが1カ月で1万1000部を突破し、単月実売数としては21世紀最高の売り上げを記録した。「映画ドラえもん」シリーズのノベライズ、ドラえもんが登場する児童書、学習マンガなども好調という。

 てんとう虫コミックス全45巻の豪華愛蔵版セット「100年ドラえもん」(7万7000円、12月1日発売)も話題となり、高額ながら受注数は1万セット以上を記録している。12月1日には、のび太にフィーチャーした豪華付録付き「てれびくん増刊 のび太くん」も発売される。

 小学館のドラえもんルームの松井聡室長は「この1年は藤子・F・不二雄先生が描かれた『ドラえもん』の人気のすごさに改めて驚かされました。まさに日本一のまんがです。今後も『ドラえもん』の春の映画、そしてあっと驚く新企画の数々にご期待ください!」とコメントを寄せた。