兵庫県養父市では初夏を感じさせる「ミズバショウ」が見ごろを迎えています。

 地面のあちらこちらで白い姿を見せているミズバショウ。兵庫県養父市大屋町にある「加保坂湿地」は、日本で最も南西にあるミズバショウの自生地として知られ、約1万年前の氷河期から生えていたともいわれています。また、白い部分は花びらではなく、ツクシの頭のような黄色いブツブツのひとつひとつが花だそうです。

 (訪れた人)「こんな近くで見られる、すごいなと思って」

 今年は3月の寒の戻りで湧き水の温度がなかなか上がらず例年より1週間ほど開花が遅れたといいます。ゴールデンウイーク中は見ごろが続く見込みですが、早めに訪れるのがおすすめだということです。