【モデルプレス=2024/05/18】元乃木坂46でタレントの高山一実と女優の西野七瀬が18日、都内で行われたアニメーション映画『トラペジウム』の公開御礼舞台挨拶に、声優の結川あさき、お笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの内村光良とともに登壇。作品への思いを語った。

◆高山一実、小説家デビュー作「トラペジウム」アニメーション映画化

高山が小説家デビューを果たした同名小説のアニメーション映画化した本作。アイドルを目指す高校生・東ゆうが、東西南北の美少女を集めながら自らの夢に向かって進む物語を描く。原作者である高山がシナリオ制作など映画制作に深く関わり、彼女でなければ描けないテーマ「アイドルが放つ輝き」とは何なのか?「アイドル」とは何なのか?という“想い”をさらに追い求めた。

◆高山一実&西野七瀬、“たかせまる”が舞台挨拶に登場

乃木坂46・1期生の仲良しコンビでファンから“たかせまる”の愛称で親しまれる高山と西野。本作の舞台挨拶で共演するのは今回が初となった。

主人公の東ゆう(結川)たちがボランティア活動で親交を深める伊丹秀一(内村)の仲間のおじいさん役を演じる西野は、挨拶を求められると「老人…A、Bどっちだっけ?」と高山に尋ね、高山が「老人B」と返答すると、西野は「私B?老人Bを演じさせていただきました西野七瀬です」とにっこり。内村は「この並びの中で浮いておりますが、白石麻衣のつもりで頑張ります」とコメントして会場の笑いを誘った。

そして、公開から1週間が経った心境を聞かれた高山は「まずは舞台挨拶を3回もさせていただいているので、みなさんとお会いできる機会があるのがすごく嬉しいなと思います。小説を書いていなかったらこういう場がなかったと思うと、書いてよかったなって思います」と声を弾ませ、「感想を見ていると“わかるわ”ってものばかりで、私も見たときに思っていた感想を書いてくださっている方もいて、“この人にいいねしたい”ってたくさんあって(笑)、『トラペジウム』は二等辺三角形という意味で、うまくいかないとか、きれいな話にしたくないというのがあったので、いろんなご意見をいただけるのが『トラペジウム』のタイトルと繋がっていて、私はすごく嬉しいなって思います。どのご意見も正解ですし、高山一実の感想ではなくて作品の感想を見るのも初めてのことなので、ありがたいなと思っています」と感慨深げに語った。

◆高山一実&西野七瀬「トラペジウム」公開に感謝

最後に、メッセージを求められると、西野は「私は原作も出たときに読んでいて、今回、映画になって見させてもらって、個人的には活動しているところとかはちょっと懐かしい感じというか(笑)、スタジオとかテレビ局とかも“見覚えがあるな”ってあって、そういうのを思い出したりしたんですけど、4人の青春の時間を覗き見しているような気分になれて、すごく素敵なキラキラした映画だなと思いました」と感想を語り、「私は当時、(高山が)執筆しているときに結構近くにいたなという記憶があって、いつも小型のパソコンを持ち歩いていて、みんなが休んでいる時間もかずみんは(原稿を)打っていて、『大変だ』とか弱音的なことはひと言も聞いたことがなかったから、私も特に聞いたりしないで、ただただ打っている姿を横で見ていたから、そこから1冊の本を作って、こうやって劇場で映画が公開されるという本当にすごいことをしていたんだなって、改めて尊敬というか、私には絶対にできないことなので、グループの活動もしながらで本当に素晴らしいなって思いました」と高山を絶賛した。

そして、高山は「“ありがたい”が重なっていく毎日を過ごしております。たくさんの方に関わっていただいて、自分の中でキャラクターのこととかを自分以上に考えてくださった監督さんがいるというのは、すごく嬉しい気持ちになりましたし、(映画になり)小説と変わった部分は“確かに”と思った部分もあったし、見ていて“グロいな”と思った部分もあったんですけど、グロいものを伝えたかったのもあるけど、背景にあったのは芸能界って素敵なみなさんがたくさんいらっしゃって、それは中に入れて知ったことなので、そういう人としても素晴らしくないと成功しないから、ゆうには青春時代に傷ついたりしてほしくて、ゆうに頑張らせすぎちゃったなって部分も残るんですけど、改めてこういう機会をいただけるというのは嬉しいことなので、『ありがたい!』という気持ちです」と晴れやかな表情を浮かべた。(modelpress編集部)

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