障がい者と保護猫を支援している岩手県盛岡市のカフェ「ドリームキャットハウス神明町」を紹介。(聞き手:高橋礼子アナウンサー)

盛岡市に2023年10月にオープンした「ドリームキャットハウス神明町」は、1階がカフェレストラン「ゆめ家」で1日15食限定の日替わりランチセットやミートソーススパゲティ・カフェメニューのケーキセットが人気だ。
2階は「ネコふれあいルーム」になっていて12匹のかわいいネコたちが心を癒してくれる。

Q:ネコと触れ合うときに気を付けることはありますか
ドリームキャットハウス神明町 田中貴大さん
「抱っこはNGです。外を歩いているネコを触った後でこちらのネコを触ると感染症の恐れがあるためです」

Q:ネコが喜ぶなどコツはありますか
ドリームキャットハウス神明町 田中貴大さん
「どのネコもおもちゃで遊ぶのがとても好きです。また、お尻を(軽く)ポンポンとたたくとすごく喜ぶネコもいるので試してほしい」

「ドリームキャットハウス神明町」は食事をしたりネコと触れ合ったりするだけの場所ではない。

ドリームキャットハウス神明町 田中貴大さん
「(ドリームキャットハウス神明町は)就労継続支援B型の福祉事業所です」

就労継続支援B型事業所では、雇用契約に基づく就労が困難な人が雇用契約を結ばずに働くことができる。
「就労の機会の提供」や「就労に必要な能力を育む」ことを目的としている。

Q:どうしてこのお店を始めようと思ったのですか
ドリームキャットハウス神明町 田中貴大さん
「社長が岩手でも福祉事業をやりたいと思ったところに、ネコ好きだったこともあり、ネコと一緒に福祉をやったら面白いんじゃないかというのがきっかけです。(仕事内容は)1階では配膳・盛り付けの手伝い・接客といったカフェ作業の手伝い、2階では猫の管理作業をしてもらっています。中には引きこもりだった人もいるが、通い始めてから生活にハリが出てきたと話す人もいます」

Q:ネコと関わることでいい影響もありそうですね
ドリームキャットハウス神明町 田中貴大さん
「アニマルセラピーのような形で、いい影響があるのではないか」

「ドリームキャットハウス神明町」は人だけでなくネコへの支援も行っているという

ドリームキャットハウス神明町 スタッフ 高橋千代子さん
「ここにいるネコたちは12匹いて、スタッフネコ(譲渡対象外)が7匹、譲渡対象の"ずっとのおうち"を待っているネコが5匹です」

Q:"ずっとのおうち"を待っているネコとは?
ドリームキャットハウス神明町 スタッフ 高橋千代子さん
「最後まで愛情と責任をもって飼ってくれる人を待っている。様々な事情で手放されてしまった子たちで、50匹以上の多頭飼育崩壊のところから来たり、高齢の飼い主が亡くなり保健所経由できた子もいます。どの子も(みんな)保護ネコです」

「ドリームキャットハウス神明町」は、盛岡市菜園にある保護ネコカフェ「もりねこ」のパートナー店第1号だ。

ドリームキャットハウス神明町 スタッフ 高橋千代子さん
「もりねこでは『ねこも人も幸せに』をコンセプトに活動している。私はもりねこで働いていたので、ネコの体調管理や衛生管理など培ってきたノウハウを(ドリームキャットハウス神明町で)生かしていきたい。ネコはすごくかわいいので、愛情をもって多く触ってネコの魅力を感じてもらえたらいいなと思います」

ドリームキャットハウス神明町 田中貴大さん
「ここをきっかけにして障がいのある方と地域の方が交流できる場所にしたい」

「ドリームキャットハウス神明町」では、ネコを新しい家族として迎えたい人、また施設で働いてみたい人を募集している。