持続可能な地域社会の実現に向け、岩手県滝沢市と岩手銀行が包括連携協定を結びました。
早速、5月21日から二酸化炭素排出量の削減へ向けた取り組みが始まっています。

21日の締結式には滝沢市の武田哲市長と岩手銀行の岩山徹頭取が出席し、協定書に署名しました。

協定では、SDGsに取り組む岩手銀行のノウハウを活用し産業振興や若者・子育て世代の定住促進などを進め、滝沢市の持続可能な地域社会づくりに取り組むとしています。

その一環で、二酸化炭素の排出量を可視化する「ゼロボード」というシステムを市内の法人を対象に導入することになり、21日から受け付けが始まっています。

滝沢市 武田哲市長
「この豊かな自然を守るためには、地球温暖化の取り組みをどうしたら良いか。市民・企業の皆さんの行動が促されるよう一緒になって取り組んでいきたい」

滝沢市と岩手銀行が協定を結ぶのは初めてで、今後地域の課題に合わせた取り組みを行っていきたいとしています。