岩手県一関市と市内にある2つの私立高校が施設の共有など将来の連携に向けて「懇話会」を設置することになりました。

一関市は一関学院高校・一関修紅高校と共同で5月20日に会見を開き、この3者で今後の望ましい教育環境について考える「懇話会」を設置すると発表しました。

一関市 佐藤善仁市長
「子どもの数が減っていくことにどのように対応すべきかと思っていて、両校にお話をし勉強会をやりましょうと」

生徒数は現在(21日時点)一関学院が458人、一関修紅が430人で、ともに20年前に比べ3分の1に減少しているということです。

懇話会では共同プログラムの設置や通学用バス・教室の相互利用などについて話し合うことにしていますが、佐藤市長は「統合」を前提としたものではないと強調しています。

懇話会の初会合は6月に開かれます。