国の文化審議会は6月24日、岩手県九戸村の「黒山の昔穴遺跡」を国の史跡に指定することを決めました。
九戸村の史跡が国の指定となるのは今回が初めてです。

黒山の昔穴遺跡は、九戸村江刺家地内にある平安時代後半の集落の一つです。
標高の高い山や丘に当時の住居跡である竪穴建物跡などが残っています。

この建物跡が現在も埋もれることなく、丸や長方形の形をしたくぼみが残っているのが特徴です。

発掘調査では刀子と呼ばれる小刀や鏃、馬具とみられるかぎ状の鉄製品などが出土しています。

九戸村教育委員会などによりますと、この遺跡は保存状態がきわめて良好で規模も大きいことなどから、平安時代後半における山での集落の在り方を知るうえで貴重ということです。

今回の指定により、県内の国の史跡は34件となります。