①整えすぎたマット肌で老け見え

整えすぎなマット肌は老け見えの原因に

そもそも40代になると、なぜ年齢より老けて見えることに抵抗したくなるのでしょう。

そんな方は、おそらく肌も髪も老化しないようにお手入れを完璧にしているからかもしれません。肌年齢そのものは、実年齢よりもずっと若いのでしょう。

もともとの肌の質感が若々しくても、ファンデーションを塗り込むほどに透明感が失われてしまい、実年齢よりも老けてしまうことがあります。

とくに肌ツヤのないマットな質感の肌は、端正で品があるのでご自分では作り込みがうまくいったように感じても、とても老けた印象に見えてしまうことがあるので注意しましょう。

透明感のある肌の質感にこだわれば若見えOK

若く見せるには透明感と血色感のある肌作りがポイント

理想は、赤ちゃんのような自然な血色感のある潤った肌。

薄塗りでも、シミや毛穴をカバーしてくれるようなクリームタイプやリキッドタイプのファンデーションがおすすめです。

ほほの真ん中に少しだけツヤがあると、若見えします。ハイライトを上手に使うのもひとつの方法です。ほほの真ん中にほんのりツヤを宿してくれるハイライトをふんわり入れるのがおすすめ。

あくまでも自然なツヤに見える程度にとどめておくと若々しく見えるのでぜひやってみてくださいね。

また、肌色と毛穴は下地で整えておくと、ファンデーションは薄塗りでも透明感のあるきれいな肌に整えやすくなります。

下地は肌色にあわせて選びます。どんよりしたくすみ肌にはラベンダーを、血色不足にはピンクを、また、40代特有の赤みのあるくすみは、グリーンではなくブルーを使うと透明感が宿ります。

②くっきりした細眉で老け見え

シーズンごとにメイクのトレンドが変わるように、眉スタイリングにもトレンドがあり、今は、この数年では見ることがなかったほどの細めの眉の人気が高くなっています。

ただし、40代が眉を細く整えて、アイブロウペンシルでくっきり形どる90年代の細眉ブームのようなメイクをすると、確実に老けて見えます。

細眉は老け見えする原因に

自然な眉に見えるようにぼかして整えれば若見え!

若見えのキーワードは「ナチュラルな清潔感」で、それは眉メイクにも言えることです。

まずは骨格にあわせてのスタイリングが大切。アーチ眉が似合うのか?平行眉が似合うのか?よく見極めたうえで、立体感のある眉メイクを心がけてみて!

アイテムを惜しまず、ペンシルやパウダー、アイブロウブラシを使用して、眉頭は自然にぼかし眉尻をすっきりとさせることを心がけるだけでも若見え眉は完成するのでぜひ試してみて下さいね。

③血色感のないポイントメイクで老け見え

血色感のないポイントメイクで老け見え

モード系の今っぽメイクに欠かせないブラウン系のリップ。

垢抜けた印象づくりにぴったりの人気リップではありますが、肌色がくすんだ状態でこのリップを塗ると、多くの場合は老けて見えます。

またマット系のリップも、塗った直後はきれいでも長時間つけっぱなしで縦じわが目立ってきます。老けて見える原因にもなるのでぜひ注意してくださいね。

さらに、赤みのない濃いブラウンアイシャドウや黒いアイラインも若々しい血色感を奪い、老けて見える原因になってしまうことがあります。

ほんのりピンクの血色感で若見え

おすすめしたいのは、ほんわり温かみのあるピンク系のアイシャドウ。

まぶたを塗りつぶさない透け感のあるピンクブラウンのアイシャドウは目元を引き締めつつも、自然な体温を感じさせてくれて印象を明るく見せてくれます。

肌色全体をきれいに見せてくれる効果も期待できます。アイラインもブラックよりもなじみピンク系やブラウン系がおすすめです。

リップは、自然な血色感に見えるなじみのあるくすみピンクがいちばんのおすすめですが、ブラウンリップやベージュリップを使用する時は、バームでツヤ感をプラスしたり、赤リップで赤みをプラスしたりすると顔色が明るく冴えるのでおすすめです。

実年齢より老けて見えちゃう…40代さんのNGメイク3選をご紹介しました。若作りには興味ないけれど、さすがに老けて見えるのはいや…という方はぜひ参考にしてみて下さいね。

イラスト:suzuka(イラストレーターの詳細は筆者のプロフィールページ参照)