20日は二十四節気の「小満」。春から夏に移り、草木が満ちあふれる季節とされる。

 鹿児島県大崎町神領のふれあいの里公園ではハナショウブが見頃を迎え、来園者の目を楽しませている。日本庭園に2000株ほどを植えており、19日は白や紫色の花が風に揺れていた。

 同公園は、道の駅くにの松原おおさきに隣接。6月には周辺に植えているアジサイも色づき、華やかさを増す。

 家族6人でピクニックに訪れた東串良町の上野暖人君(8)は「池に花が咲くなんて不思議。家族みんなで見ることができて、いい思い出になった」と笑った。

 鹿児島地方気象台によると、20日は高気圧に覆われ県本土と種子・屋久地方は晴れる見込み。