JR埼京線・十条駅で5月1日、開業111周年記念のプレイベントが開催された。(赤羽経済新聞)

 同駅は1910(明治43)年11月1日に開業。プレイベントは、11月1日に予定している開業111周年記念イベントの祝賀ムードを、さらに盛り上げるために開いた。

 緊急事態宣言の影響で、当初予定していた企画のうち、十条駅の懐かしい写真展、階段アート、オリジナル装飾などは11月1日の記念イベントに延期されたが、駅売店で500円以上の利用客にオリジナル缶バッジを先着500人限定で進呈したほか、同駅オリジナルキャラクターをポスターで公開した。缶バッジのデザインは同駅社員でイベント企画リーダーを務めた小堤啓雅さんが、オリジナルキャラクターのデザインは同駅社員の工藤優太さんが、それぞれ手掛けた。

 オリジナルキャラクターは兄弟2人組で、最近都内では珍しくなったものの十条駅付近ではまだ活躍している踏切の遮断機を取り入れたデザインになっている。ポスターによれば、兄の「遮断坊 山音(しゃだんぼうやまと)」は山側の踏切遮断の担当。優しくて落ち着きがある性格で、好きな季節は秋、好きなことは読書。弟の「遮断坊 海音(しゃだんぼうかいと)」は海側の踏切遮断の担当。力強く、しっかりした性格で、好きな季節は夏、好きなことはおしゃべり。

 11月1日のイベントでは、券売機で入場券を購入した人への特製台紙を配布するほか、同駅周辺の商店街とのタイアップ企画なども予定しているという。

 同駅社員らは「地元の皆さまをはじめ通勤・通学で利用するお客さまに温かく支えられ、当駅は晴れて111周年を迎える。ひとえに、明治に始まり、昭和、平成を経て令和にわたる皆さまからの温かい愛顧によるもので、心より感謝を申し上げる。これからも末永く愛され続け、共に発展する駅を目指していく」と謝意と決意を表す。