一般社団法人熱海怪獣映画祭(熱海市上宿町)が9月18日、11月に開催する「第4回熱海怪獣映画祭」のメインビジュアルを公開した。(熱海経済新聞)

 【写真】第3回の熱海怪獣映画祭メインビジュアル

 メインビジュアルは第2回、3回に続き、イラストレーターで「怪獣絵師」と呼ばれる開田裕治さんが描いた。海に立つ怪獣を中央に、背景の山には熱海城やMOA美術館、伊豆山神社など熱海の象徴的な建物を配置した。海上には熱海でもよく見られるカモメが飛び回る風景を描写した。同法人代表理事の永田雅之さんは「怪獣が熱海をバックに外に向かっている。この怪獣は、外敵から熱海を守るために立ち上がっている」と説明する。

 同映画祭は「熱海を怪獣の聖地に」を合言葉に2018(平成30)年から開かれ、さまざまな怪獣映画や特撮映画の舞台になった熱海の活性化に取り組む。地域のアートプロジェクトを支援する静岡県文化財団「アーツカウンシルしずおか」の地域振興事業にも認定されている。第3回は今年3月に開催され、怪獣映画の上映やコンサートで盛り上がりを見せた。

 5月には先行イベントとして「新怪獣お絵かきコンクール」の作品募集を始めた。新型コロナウイルスの感染拡大や伊豆山土石流災害の発生があり、開催の可否に頭を悩ませたという。永田さんは「いろいろなイベントが延期や中止になっているが、熱海怪獣映画祭を行うことが元気な熱海を発信することにつながれば」と話す。「伊豆山の復興支援として収益の一部を寄付する予定。今回は映画上映などのイベントに加え、初めて『熱海怪獣市場(しじょう)』という怪獣クリエーターらの展示・販売ブースも設ける。全国に元気な熱海を発信したい」と意欲を見せる。

 11月21日〜23日の3日間、国際観光専門学校熱海校などで開かれる。プログラムは10月1日にホームページなどで発表を予定する。