野洲市PRキャラクターの「ドウタクくん」が4月17日、2025年に滋賀県で開催される「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」の野洲市PR大使に就任した。(びわ湖大津経済新聞)

 リニューアル前より丸みを帯びたせいで、たすきが頭に引っかかったドウタクくん

 ドウタクくんは、17日にさざなみホール(野洲市比留田)で開催された「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ実行委員会第3回総会」で野洲市PR大使に就任。野洲市の栢木進市長からドウタクくんに任命証が渡された。

 初代ドウタクくんは1988(昭和63)年11月1日、銅鐸博物館(野洲市辻町)の開館時に誕生。長い手足と高い運動能力で2011(平成23)年と2013(平成25)年にキャラクターの運動会「ゆるキャラカップin鳥取砂丘」で総合優勝した。2014(平成26)年11月1日、「銅鐸の研究に没頭したい」との言葉を残し、表舞台から姿を消した。

 2代目ドウタクくんは同博物館に隣接する弥生の森歴史公園で眠っていたところを初代に起こされ、2代目を引き継いだという設定。イベント出演や幼稚園・保育園訪問のほか、初代より受け継いだ運動能力を生かし、野洲市観光協会のユーチューブでダンスを披露するなど活躍した。

 17日の任命式に登壇したのは2代目より丸みを帯びたドウタクくん。今回は「研究に没頭」などの理由はなく、こっそりリニューアルした。栢木市長が丸くなった体に「野洲市PR大使」のたすきを掛けようとするが、リニューアル前のドウタクくんに合わせて作ったたすきが入らず、顔で引っかかるアクシデントも。

 リニューアルしたドウタクくんは6月2日に野洲図書館(野洲市辻町)で行われる「やすまる広場」や6月30日に野洲総合体育館(冨波甲)で行われる野洲市卓球フェスタなどに出向き、国スポ・障スポのPRをする予定。