中国料理「龍江飯店」(調布市小島町1, TEL 042-428-0553)が4月29日、調布駅近くの調布銀座商店街にオープンした。(調布経済新聞)

 調銀座商店街にオープンした中国料理「龍江飯店」の任廣武さん(右)、宿暁輝(左)さん夫婦

 来日して12年、調布市在住5年という中国出身の任廣武(ニン・ガンウン)さんと宿暁輝(シュク・ギョウキ)さん夫婦が営む同店。廣武さんの20年以上の料理人歴を生かし、初めて店を開いた。店名は2人が中国の最東北に位置する黒竜江省出身であることから名付けたという。妻の暁輝さんは日本語を学びながら店を切り盛りする。

 店内はテーブル8卓、最大45席を用意。貸し切りや宴会にも対応し、予約制で「北京ダック」(1羽6,600円)も提供する。料理は廣武さんが仕込みから全て手作りし、点心類の皮や刀削麺(とうしょうめん)などの麺類も自家製。メニューは「広東風蒸し鶏」「干し豆腐の千切りあえ」(以上490円)などの前菜、「芝海老(えび)のチリソース」(1,200円)、「太春雨と豚肉辛味炒め」(840円)、「辛味マーボー豆腐」(680円)、「五目入りおこげ」(1,300円)などの魚介や肉野菜料理のほか、「ルーロー麺」「坦々刀削麺」(以上800円)、「ベルト麺の特性チャーメン」(880円)などの麺飯料理もそろえる。点心は「芝エビ入り家庭風水餃子(ギョーザ)」(680円)など。鉄板焼き料理は9種(800円〜)。ランチは週替わりセット(880円)など、ライス、漬物、スープ、杏仁(あんにん)豆腐付きで15時まで提供する。

 ドリンクは「生ビール」(490円)、「ハイボール」(390円)、「サワー」(300円)などのほか、中国酒は「女児紅」(ボトル1,800円)や「北京二鍋頭」(490円)、「紹興酒」(1合480円)などを取りそろえる。(全て税別)

 暁輝さんは「オープンしてすぐにランチ客がたくさん来てくれたことがうれしかった。駅のそばなので、これからもたくさんの人に来店してほしい」と話す。

 営業時間は11時〜23時。