多くの酒蔵が立ち並ぶ伏見の宇治川派流沿いで4月7日、第18回桃山語り部の道「桜まつり」が開催された。(伏見経済新聞)

 「桜まつり」の様子

 桜の水辺に飲食ブースや雑貨店が並ぶにぎわい市「水辺の楽市・楽座」のほか、伏見の清酒の振る舞い酒、伏見中学校吹奏楽部やさまざまな団体による「リバーサイドライブ」など、多くのイベントで盛り上がった。

 伏見の春の風物詩となっている「十石舟」も運航。現在は、冬場以外、観光遊覧船として伏見の寺田屋浜乗船場を出発し、三栖閘門で下船、その後、再び寺田屋浜乗船場に戻るコースで観光客の人気を集めている。

 地元コミュニティーFM勤務で当日のスタッフとしても参加していた宇佐美美希さんは「心配していた天候にも恵まれ、絶好の桜まつり日和となった。地元商店街や地域の皆さんが頑張ってきたかいがあり、たくさんの方の笑顔が見られてうれしい」と話す。

 十石舟の運行は3月16日〜12月8日。