八王子市などを対象に4月12日、「新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置」が実施されたことを受け、広域八王子圏ではさまざまな対応が取られている。(八王子経済新聞)

 【写真】「SCENE」では「フレンチお重」など新たなテークアウトメニューを用意

 「まん延防止等重点措置」は、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき、東京都内では23区のほか、八王子、立川、武蔵野、府中、調布、町田の各市で行われているもの。期間は5月11日まで。新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため人流の抑制を目的に、都民には日中も含めた不要不急の外出・移動の自粛など、事業者には営業時間の短縮やイベントの開催制限などを求めている。

 市内では12日から大型店などで対策が採られている。セレオ八王子(八王子市旭町)とセレオ西八王子店(千人町)は、それぞれ当面の間、営業時間を短縮する。中でも、セレオ八王子北館は地下1階の食品フロア=10時〜21時、1階〜8階=10時〜20時、9階・10階のレストランフロア=11時〜20時、同南館にあるビックカメラJR八王子駅店(旭町)は10時〜20時に営業時間が短縮されている。

 セレオ西八王子は、市場館の営業時間を30分短縮し、10時〜20時としているほか、生活館については、ドトールコーヒーショップやサイゼリヤなど一部の店が営業時間を20時までに変更した。

 八王子オクトーレ(旭町)では、1階のスターバックスやクリスピー・クリーム・ドーナツ、8階・9階の大戸屋やサイゼリヤなど出店する飲食店が営業時間を変更した。八王子オーパ(旭町)、三井アウトレットパーク多摩南大沢(南大沢1)、「iias(イーアス)高尾」(東浅川町)などでも出店する飲食店が営業時間を変更している。

 京王八王子駅前のレストランバー「SCENE(シーン)」(明神町4)では、来月11日までの間、通常より30分早めて営業時間を17時〜20時にした上で、家族向けに「カジュアルフレンチお重」「ゴージャスフレンチお重」といった新たなテークアウトメニューを扱うなど市内の個店も対応に追われている。

 同店マネジャーの吉見直高さんは「営業時間の前倒しはゆっくりとお食事を楽しんでもらいたいから。大切なのは滞在時間ではなく、徹底した換気、消毒、飛沫防止だと思っている。強力な空気清浄機の設置や換気装置の導入、パーティションの強化による半個室化、お客さまが触るもの全てをアルコール消毒するなど徹底していく」と説明。「お重やお膳は、せっかくのゴールデンウイークも出掛けられず、家族で楽しめる料理として用意した。家庭でお店のフレンチが楽しめる」とアピールする。