イベント「わんちゃんと一緒にパルパルで遊んじゃお」が5月25日・26日、遊園地「浜名湖パルパル」(浜松市中央区舘山寺町、TEL 053-487-2121)で開催される。(浜松経済新聞)

 イベント「わんちゃんと一緒にパルパルで遊んじゃお」の開催イメージ

 浜名湖畔の舘山寺温泉エリアに位置する同園。リードを付けるなどを条件に園内一部を開放し、犬と一緒に入園できるイベントを企画した。過去にも同様のイベントを開催したがコロナ禍で中止が続いていた。周囲にペットが同伴できる宿泊施設が増えたこともあり、「ペットと一緒に入園したい」という声が多く再開を決めたという。

 通常、犬の入園にはケージかドッグバギーの利用を求めるが、期間中は2メートル以内のリードを付ければ入園でき、飼い主と一緒に散歩しながら楽しめる。開放するエリアは同園面積の半分以上を占める、坂の上にあり眺望の良い「モンテゾーン」と浜名湖畔の「レイクサイドゾーン」の2ヶ所。

 犬と一緒に乗車できるアトラクションも用意する。温泉街や浜名湖を眺望できる観覧車「コクー」(500円)、ダックスフントをモチーフにした乗り物で周回する「カボチャーニとおでかけダックス」(400円)、ティーカップ(400円)、メリーゴーランド(500円)の4種類。コクーは飼い主1人あたり2頭まで、このほかのアトラクションは飼い主1人あたり1頭が同乗でき、乗車料は飼い主のみかかる。「愛犬とアトラクションに乗れるめったにない機会なので、記念の一枚が撮影できる」と営業推進部の浜田彩さん。

 フォトスポットとして、フォトフレームをモチーフにデザインしたパネルを用意。犬や飼い主がコミュニケーションをとれるように、観覧車下にドッグランも設ける。浜田さんは「わんちゃんと一緒に遊園地に入場するのはあまりできない体験。家族みんなで同じ空間を楽しんでもらえたら」と話す。

 受付時間は9時30分〜15時、開園時間は10時〜17時30分。入園料は、犬=500円、中学生以上=1,300円、小学生=900円、幼児と65歳以上シニア=800円。入園には、狂犬病予防ワクチンおよび5種以上の混合ワクチン接種の接種証明の提示を求める。