第45回東大阪市民ふれあい祭りが5月12日、東大阪市出身のモデル・タレントで東大阪魅力PR大使のゆうちゃみさん・ゆいちゃみさん姉妹を第45回記念ゲストに招いて開かれた。(東大阪経済新聞)

 歩行者天国となった「ふれあい通り会場」は人で埋め尽くされた

 市民有志により、1978(昭和53)年に第1回を開催した「東大阪市民ふれあい祭り」。毎年5月の第2日曜に近鉄布施駅〜八戸ノ里駅北側道路を車両通行止めにして行う「ふれあい通り会場」と、「花園中央公園会場」で開催し、パレードやステージ、模擬店でにぎわう。

 前日の5月11日には前夜祭として、東大阪市花園ラグビー場前の噴水広場で音楽ステージや河内音頭大会、花園ラグビー場のスタンド席を観覧席とする花火大会が行われた。

 12日は10時から、オープニングセレモニーを開催。ゆうちゃみさんが「地元、河内小阪から布施、花園まで、すごく長く、なじみのあるお祭りで私もすごく楽しみにしていました」とあいさつしてイベントがスタートした。

 パレードでは、ハーレーオーナーズグループ東大阪チャプターのハーレー隊を先頭に、大阪府警音楽隊、ゆうちゃみさん・ゆいちゃみさんを乗せたオープンカー、東大阪を拠点に活動するジャパンラグビーリーグワンの花園近鉄ライナーズ、サッカーJ3のFC大阪、ボーイスカウト、だんじりなど、約40団体が参加。近鉄河内小阪駅近くの長瀬川から近鉄布施駅までの約1キロを行進し、沿道の来場者から声援が送られた。

 歩行者天国となった「ふれあい通り会場」には、飲食屋台や縁日、バザーなど200以上のブースが立ち並び、母の日にちなんだカーネーションや雑貨なども販売され、多くの人でにぎわいを見せた。3カ所のステージには計50組が出演し、キッズダンスや吹奏楽、バンド演奏などを披露して、集まった人たちを楽しませていた。