庄堺公園(彦根市開出今町)内のバラが開花し始めた。5月18日からは、フードカーで軽食やドリンクなどを販売する「バラCafe in庄堺公園」が開催される。(彦根経済新聞)

 開花したバラを眺める来園者たち=庄堺公園

 約2000平方メートルのバラ園は、彦根市都市公園指定管理者の高木・技研特別共同体が育成管理している。今年は指定管理者の作業員とバラ園の管理ボランティアの市民24人が育ててきた。

 園内にはピンクや赤、白、朱、黄など126種類の1466株が植えられており、イングリッシュローズのコーナーも設けられている。

 ほとんどの種類が咲き始めており、満開になっている種類もある。バラ園には親子連れやカップル、高齢者の夫婦、外国人ら幅広い層が見学に訪れており、写真に収めたり、匂いをかいだりして楽しんでいる。見頃は6月上旬まで。10月上旬にも秋バラが咲く予定。

 「バラCafe in庄堺公園」は今月26日までの毎日開催。期間中、園内に簡易の休憩所を設け、3〜4台のフードカーでドリンクやフード、雑貨を販売する。

 高木・技研特別共同体の担当者は「1466株のバラと共に、優雅なひとときを過ごしていただければ」と来園を呼びかける。

 「バラCafe in庄堺公園」の開催時間は10時〜16時。入園無料。雨天時、バラ園は開園しているが、フードカーによる販売は中止となる。