四谷三丁目の「日本料理 しうが」(新宿区四谷3、TEL 03-3354-1550)が4月14日で3周年を迎えた。(市ケ谷経済新聞)

 「日本料理 しうが」料理の一例

 店主の渡邊雅之さんは物心ついた時からすし店や和食店などで経験を積み、20年以上飲食業界に携わる。「これまでの経験を経て、徐々に自分のやりたいことが固まってきたように感じる。日本料理というカテゴリーにとらわれない、『ワクワク』するような一皿を提供したいと思い今に至る」と振り返る。

 メニューは月ごとに内容が変わる、2種類のコース料理(7,700円、1万1,000円)や、「志筑鴨のメンチカツ フォアグラとラズベリー射(さ)し込み セリと下仁田ネギソース」(4,000円)などのアラカルトも用意。日本料理の技巧をベースに、スパイスなども使い独自の料理を展開する。「大切にしているのは、テイスト・テクスチャー・フレーバー。食材やお客さまのことを考えた時、何料理かというカテゴライズは必要ないと考えるが、身に付けた古典的な技巧があるからこそできる奥深い料理を目指したい」と話す。

 春先は山形で取れる山菜を使った料理も人気だという。「山菜は需要と供給が釣り合うわけではないので、生産者ありきで手に入った時に調理する。山形で取れる山菜は、都内でも食べられる店が少ない。雪深いところで取れるので余計な苦みがなく、皆さんがイメージされている山菜とは異なる味が楽しめるはず」とも。

 「周年はあまり意識していない」という渡邊さん。「これからも変わらず、一皿一皿、『楽しい』と感じてもらえるような良い料理を提供し続け、真摯(しんし)に向き合いたい」と話す。

 営業時間は18時〜24時。