南信州有志保育士連合「傾奇組(かぶきぐみ)」が7月21日、エス・バード(飯田市座光寺)で、結成10周年記念イベント「ひろみち&たにぞう&かぶきぐみ  with  ブンブン  親子でレッツ笑(しょう)time」を開く。(飯田経済新聞)

 飯田短期大学との連携

 傾奇組は2014(平成26)年に結成。「子育て、保育の面白さや楽しさを広め、明日も笑顔で子どもに向き合ってほしい」との思いで、飯田下伊那地区の保育園などに勤務する男性保育士が集まり活動をスタート。伝承あそびのインストラクター・こまのたけちゃんに師事。子どもたちに「こま」や「けん玉」の楽しさを伝えようと、日々、練習を重ね、技術を磨いている。

 最近は飯田短期大学(松尾)と連携してオープンキャンパスに参加したり、保育士を目指す学生を対象に講義を行ったりするなど活動の幅を広げている。

 当日は、午前中に親子ふれあいコンサート、午後は子どもに関わる指導者向けの講座を開催。ふれあいコンサートでは本来、「ひろみちお兄さん」こと佐藤弘道さんを迎える予定だったが脊髄梗塞発症で来られなくなったため、代役として弘道さんの長男で体操インストラクターの「ブンブン」こと佐藤文哉さんが出演。創作遊び作家の「たにぞうさん」と共にステージを盛り上げる。

 傾奇組のメンバー、田中瑞唯さんは「傾奇組にとって、ひろみちお兄さんが与えた影響は大きい。一日でも早い復帰を願っている。10年間積み重ねてきた思いをしっかり伝えながら、参加者全員が笑顔になれるイベントにしたい」と意気込む。

 開催時間は、10時〜11時30分、13時30分〜15時30分。料金は、午前=500円。午後=1,000円。申し込み方法は 傾奇組のインスタグラムとフェイスブックで確認できる。