伊勢市出身のレーシングドライバー三宅淳詞選手が4月14日、GTレース国内トップカテゴリー「SUPER GT」GT500クラスに出場し、決勝レースを6位でフィニッシュした。(伊勢志摩経済新聞)

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 今シーズン日産のワークスチーム「NISMO NDDP(ニスモ ニッサン・ドライバー・デベロップメント・プログラム)」から参戦を果たした三宅選手。島田次郎監督の下、高星明誠選手と共に赤色の「日産Z NISMO GT500」(No.3)のハンドルを握る。

 同レースはGT500とGT300の2クラスが同時に走る混走レースで、全8戦を戦い、シリーズチャンピオンを決める。岡山国際サーキット(1周3.703キロ)で行われた開幕戦「2024 AUTOBACS SUPER GT Rd.1 OKAYAMA GT300km RACE」。

 決勝レースを7番グリッドからスタートを切った同チーム。同チームは82周を2時間3分13秒643で6位5ポイントを獲得した。優勝は2時間2分48秒219の「TGR TEAM au TOM'S」(au TOM'S GR Supra)の坪井翔選手と山下健太選手組。

 GT500ルーキーイヤーとなる三宅選手は「GT300クラスのマシンを抜くタイミングがなかなかつかめずポジションを落としてしまったが、高星選手が順調良く順位を上げてくれた。苦戦することは分かってはいたが、改めて体験し難しさを感じた。基本的に速く走ることは変わらないので、次戦は予選から上位にいけるように準備し臨みたい。今回より良い成績を残せるよう頑張りたい」とコメントする。