雑貨販売やワークショップを用意するイベント「よつばマルシェ」が5月25日、商業施設「ALCo(アルコ)越谷ショッピングスクエア」(越谷市越ケ谷1)地下1階特設会場で開催される。(春日部経済新聞)

 よつばマルシェ販売予定の作品例「ポーチ」(関連画像)

 主催は「よつばカフェ」(東越谷9)。コーヒーやトーストなどの軽食やランチを提供するカフェ営業の傍ら、市内や近隣を拠点に活動する作家の手作り作品を販売したりワークショップを開いたりしてきた同カフェは2019(平成31)年4月、森田由美子さんがカフェ兼多目的スペース「本のある蔵糀屋」(越ケ谷本町3)内で開業。2021年に現在の場所に移転した。

 カフェ開業のきっかけについて、森田さんは「障害がある次男と一緒にできることはないか、人と関われることはないかと模索していく中で、自分でもできるカフェを運営しながら、子育てであまりほかの人と関われていない母親など誰もが楽しめて交流でき、ワークシェアなどもできる場所があればと思った」と振り返る。

 イベントについてはより多くの作家が出店できる場所を探していたという。「店外でイベントを開くのは今回が初めて。ベビーカーや車椅子が余裕を持って行き交うことができるスペースがあり、多目的トイレも備えるアルコで開催できることになり、とてもありがたい」と話す。

 当日は、作家や福祉団体など合わせて38者が出店。アクセサリーや小物などの手作り雑貨をはじめ、クッキーやシフォンケーキなどの菓子を販売するほか、特別支援学校や福祉団体の作品展示や販売、ネイルや小物、アクセサリー作りなどのワークショップも開く。カラーセラピーや占いコーナーもある。

 森田さんは「子どもも大人も気軽に遊びに来てもらえたら」と話す。

 開催時間は10時〜15時。入場無料。