武蔵野市が5月7日、「伝わる」広報の実現に向けた指導・助言を行う外部人材「広報戦略アドバイザー」の募集を始めた。(吉祥寺経済新聞)

 担当する秘書広報課の花岡達夫さんは「市民の皆さんのライフスタイルの多様化やデジタル技術の発展など、社会環境の変化に伴い、より親しみやすい情報発信を強化する必要があると考えている。『伝える』『伝わる』情報提供の推進に向け、市民が求める市政情報を『分かりやすく』かつ『正確』に発信できる、発信力のある方、専門人材の知見やスキルがある方の力をぜひ、お借りしたい」と話す。

 業務としては、同市広報に関する現状把握や評価、庁内各課の広報活動(事業周知)の相談やサポートなどを挙げる。

 ほかに、「『伝わる』前段階として、『知ってもらう』ことが大事なので、目を引くようなデザインやキャッチコピーなどを作り、市民の皆さんに手に取ってもらえるような『広報物』の作成を目指したい。『広報』と一口に言っても、デザインやキャッチコピー、マーケティングなどさまざまな視点や手法があると思うので、おのおのの専門分野からの視点で指導・助言を頂ければ」と応募を呼びかける。

 「最終的には、情報を受け取った市民の皆さんの興味・関心につながるような広報ができれば」とも。

 申し込みは専用フォームで受け付ける。6月7日締め切り。詳細は市ホームページで確認できる。