出張カキ小屋「牡蠣(かき)奉行」が4月5日、ピオニウォーク東松山(東松山市あずま町)で期間限定営業を始めた。運営は地域活性・復興プロジェクト「カキ小屋実行委員会」。(熊谷経済新聞)

 「宮城県産の殻付きカキ」(約1キロ)通常1,320円を東北復興支援価格として1盛り660円で販売

 冬季限定の東北復興支援イベントとして全国各地で展開している同店。今シーズンは埼玉県開催が最終地となる。

 同モール西側駐輪場には広さ約70坪の特設会場を設ける。席数は、テーブル21卓84席。テーブル中央には炭火焼きコンロを用意。利用客ははじめに食材を購入し、利用説明を受けた後、自分で食材を焼く仕組みとなっている。

 カキは「宮城県産の殻付きカキ」(約1キロ)通常1,320円を東北復興支援価格として1盛り660円で販売する。このほか、ホンビノス貝、ホタテ、赤エビ、サザエなどの浜焼き、カキフライ、カキご飯、カキ汁、フランクフルト、フライドポテト、唐揚げ、コーンバター(以上390円〜)などのつまみ、生ビール「サッポロ黒ラベル」(600円)、ワインボトル(2,000円〜)、ハイボール、サワー各種、日本酒、焼酎(以上500円)、ソフトドリンク(300円〜)を用意する。

 実行委員会の安齋慎一郎さんは「毎年多くの人に楽しんでいただいている。東北のカキをたくさん食べてもらうことで、震災を忘れず、引き続き応援してもらえたら」と呼びかける。

 営業時間は11時〜21時。最初の会計時に席代(1人=390円、小学生以下無料)が必要。荒天中止。5月6日まで。