「第3回熊谷ジモト化プロジェクト『どきどき防災ランド』」が5月26日、ショッピングセンター「ティアラ21」「ニットーモール」前で行われる。主催は熊谷青年会議所。(熊谷経済新聞)

 前回の様子。警察車両や自衛隊車両が並ぶ会場

 2022年に始まった、防災・減災について学ぶイベント。過去2回は、それぞれ5000人が来場した。

 施設前を歩行者天国にした会場に、警察、消防、自衛隊車両を展示し、子ども用の制服を着て記念撮影ができる「働く車大集合エリア」、ピザや焼き鳥、いなりずし、ホットドック、かき氷、和菓子、コーヒーなど市内の個人店を中心に21の飲食店が並ぶ「熊谷食堂エリア」、キャンピングカーの展示や給電の実演があり、公衆電話の使い方を学ぶ「ライフラインエリア」、避難所体験ができる「防災学校エリア」を設ける。「体験型ブース」には、震度5強の揺れを体験できる起震車、仮想の煙を使って3.6メートルのテントを進む煙体験テントも用意する。地元コミュニティーラジオ放送局「FMクマガヤ」が防災発信ブースで生放送を行い、イベントの様子を伝える予定。

 会場内各エリアを巡り、6つのスタンプを集めて「ガラポン抽選」に参加できるスタンプラリーもある。景品は映画チケットや警察・自衛隊グッズ、防災・減災グッズ、秩父鉄道グッズなど。

 中島悠太熊谷青年会議所理事長は「皆さまから愛される街づくりを目指し活動している。いつ起こるか分からない自然災害に平時から備える大切さを知ってほしい。家族や友人と楽しく学んでもらえたら」と話す。

 イベントを取りまとめる菊地博彰委員長は「継続事業として1年目はブランディングを行い、2年目は地域とのつながりを深めた。3年目の今年は、熊谷が安全で安心な街だと知ってもらえる内容になっている。地元への愛着や関心をさらに高めてもらえれば」と話す。

 開催時間は10時〜15時。入場無料。