阿智神社(倉敷市本町)が現在、社殿で空間展示イベント「希莉光(きりこ)あかりで紡ぐ 〜光と影、そして衝動〜」を開催している。(倉敷経済新聞)

 展示する「希莉光あかり」

 春季例大祭の時期に合わせて行っている同イベント。「和あかり」をテーマにした企画やイベント・プロデュースを手がける「倉敷光作所」(羽島)が、遮光した社殿の中に切子ちょうちん「希莉光あかり」と「竹あかり」を並べて音楽とともに空間を演出する。

 展示作品は、ホテル雅叙園東京で行われた「和のあかりx百段階段2023」、愛知県飛島村で行われた「Tobishima Lights(トビシマライツ)」に出品した物と新作とを合わせた約20点。いずれの作品も倉敷での一般公開は今回が初めて。

 入場には同神社社務所で販売する「特別希莉光御朱印」(500円)が必要。デザインは6種類を用意する。

 会場では、「希莉光あかり」を家庭用にアレンジしたレプリカ商品「希莉光あかり NAGOMI〜和〜」(3,800円)、「希莉光あかり IRODORI〜彩〜」(4,000円)の販売も行う。

 希莉光あかりのデザイン・製作担当者で「特殊光作員」の須山寛子さんは「屋内展示ならではの緻密なデザインの作品を展示している。日中に和あかりの空間を楽しんでほしい」と話す。

 開催時間は9時〜16時(18日は21時まで)。5月25日は休み。5月31日まで。