SC相模原とFC町田ゼルビアのJ2リーグでの初対決が5月9日、相模原ギオンスタジアムで行われる。(相模原町田経済新聞)

 両チームの公式戦は2015年のJ3リーグ以来、6年振り。SC相模原は、同試合を「新たなライバル対決の歴史の始まりとSC相模原の進化の幕開け」と位置付ける。

 これまで命名権を懸けて戦ったダービー名「武相(相武)決戦」は、両クラブの話し合いで使わないことになった。さらにディー・エヌ・エーが経営参画の取り組みとして挙げていた、「試合観戦を中心としたエンターテインメント性の向上」に着手する。

 スタジアムでの観戦体験を「SC相模原のエンターテインメントの進化の過程として楽しめる」ように企画。スタジアム内の演出、オリジナルグルメやゲート装飾などを刷新するほか、両チームのエンブレムとマスコットなどをあしらったタオルマフラー(2,200円)、ハンドタオル(660円)といった限定コラボグッズ販売を予定する。

 ゼルビアオーナーでサイバーエージェントの藤田晋社長は、SC相模原へのディー・エヌ・エーの経営参画について「これは負けられないやつ」とツイッターに投稿している。ディー・エヌ・エーの岡村信悟社長は、相模原市長との面会時、町田との対戦について、「いつも勝つことを目指している。正々堂々戦いたい」と話している。

 チケット発売は通常、試合日の2週間前程度からファンクラブ会員向け先行販売、1週間前程度から一般販売となっている。新型コロナウイルス対策で東京都などに緊急事態宣言が適用された場合、チケット発売が遅れる可能性があるという。

 Jリーグの新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインでは、ホーム(神奈川県相模原市)がまん延防止等重点措置対象地域、ビジター(東京都町田市)が緊急事態宣言対象地域にそれぞれ指定されている場合、「ビジター席の設置はなし」としている。メインスタンド席はホームとビジターの区分はない。

 町田駅からの時間距離を比べると、SC相模原のホーム「相模原ギオンスタジアム」とFC町田ゼルビアのホーム「町田GIONスタジアム」はほぼ同じ。「相模原市民がFC町田ゼルビアのサポーターだったり、町田市民がSC相模原のサポーターだったりする」とSC相模原の広報担当者。「座席の設定は、国や自治体、Jリーグの指導に従いつつ、クラブの裁量範囲で検討していく」と話す。