J2リーグ第30節、SC相模原はレノファ山口FCに2対0で勝利した。入場者数は2897人。(相模原町田経済新聞)

 相模原は直近5試合、甲府と千葉に勝利し、磐田と長崎に引き分けるなど昇格を争うチームに対して2勝1敗2分と好調。上位との勝ち点差を詰めているものの、リーグ前半の負債が重くのしかかり、自動降格枠(19位以下)はおろか最下位(22位)からも抜け出せない。15位の山口との対戦はJ2残留のため互いに負けられない「6ポイントマッチ」。これまでの対戦成績は相模原の4戦全敗。

 試合は序盤、山口が攻勢をかけるも、相模原は安定した守備からのビルドアップで反撃の機会をうかがう。先制は相模原。サイドチェンジで相手守備にゆさぶりをかけて、フリーでボールを受けた成岡輝瑠選手が中央から浮き球をペナルティエリア内に送ると、走り込んだ平松宗選手が頭で押し込む。

 さらにハイプレスからの攻撃で松橋優安選手がPKを獲得。藤本淳吾選手がキーパの逆を付くゴール左下に決めて2点リードで試合を折り返す。

 後半の中盤以降、相模原は5バックで守備を固めてユーリ選手を前線に残す。自陣でのプレー時間が増えて山口にシュートを打たれるも、GK竹重安希彦選手のファインセーブなどで防ぎ、最後は稲本潤一選手が交代出場して時計の針を進めた。終了のホイッスルが鳴るとスタンドから大きな拍手が送られた。

 試合終了時点で相模原は18位に浮上して自動降格枠を脱した。試合後、高木琢也監督は「チーム状態がよく、いい準備ができていた。ほしかった勝ち点3が取れたのは大きい」などと振り返る。攻守で活躍した成岡選手は「残留できると信じている。チームもそのようなベクトルに向いている」と話す。