盛岡で「クリーニングデイ」初開催へ 街の小さな空き家舞台に

盛岡で「クリーニングデイ」初開催へ 街の小さな空き家舞台に

 アップサイクルをテーマにしたイベント「Cleaning Day@肴町の小さな空き家」が5月25日、盛岡市肴町で開催される。(盛岡経済新聞)

 「Cleaning Day(クリーニングデイ)」はフィンランド発のリサイクルカルチャーイベントで、「リサイクルのハードルを下げる」ことや「地域交流」を目的に行われている。日本では2014年に鎌倉で初開催し、全国各地へと広まっている。フィンランドの基本コンセプトを踏まえ、日本のクリーニングデイは、新たな価値や有用性を加えて再利用する「アップサイクル」をコンセプトとし、フリーマーケットやワークショップなどのイベントが行われている。

 盛岡でクリーニングデイのイベントを行うのは初めてだという。イベントを主催するのは矢巾町の「くらしすた不動産」。同社は矢巾町の「kurumi apartment」や盛岡市肴町の「十三日(トミカ)」などのリノベーション施設に携わる。イベントの会場となるのは同社が所有する築50年の小さな空き家で、肴町商店街アーケードに近い場所にある。同社ではこの空き家の活用を目指し、今回のイベントで空き家の大掃除を行う。

 担当者の川村美沙樹さんは「活用してくれる人や方法を探すためにも、空き家をきれいに掃除するところからがスタート。参加者の皆さんと掃除をしながら、建物の使い方のアイデアを発見していきたい」と話し、「例えば『このドアがかわいい』とかでも良いし、『この部屋はこんな使い方ができそう』といった具体的なものでも良い。想像力や妄想力をたくさん働かせてもらいたい」とも。

 当日は大掃除の後、希望者らによるランチ会も実施。その後「物々交換イベント」も行われる。「物々交換イベント」は、「自分は使わないけれど捨てるのはもったいない」「買ったけど使わない」といった物を持ち寄り、自分よりうまく使ってくれる次の使い手を探すというもの。交換したいものに次の使い手へ宛てたメッセージを添え、人や物との出会いも楽しむ。ただリサイクルするのではなく、前の持ち主の顔や思いが見えることで、新しい持ち主にも大切に安心して使ってもらおうという意味を込める。

 川村さんは「クリーニングデイは物の大切さを考えるイベント。空き家の掃除や物々交換を通じて、物を大切にすることについて改めて考える機会にしてほしい。空き家を活用して、近隣に住む皆さんの暮らしが楽しくなればという思いもある。同じ気持ちを持つ人にも集まってもらいたい」と呼び掛ける。

 当日は9時30分〜12時が掃除ワークショップ、終了後にランチ会。13時30分〜17時が物々交換イベント。掃除ワークショップと物々交換イベントは当日参加可能。ランチ会希望者のみ参加費1,000円と事前申し込みが必要。申し込みはフェイスブックのイベントページから受け付ける。締め切りは23日まで。


おすすめ情報

みんなの経済新聞ネットワークの他の記事もみる

北海道/東北の主要なニュース

岩手 アクセスランキング

ランキングの続きを見る

地域 新着ニュース

新着ニュース一覧へ

総合 アクセスランキング

ランキングの続きを見る

東京 新着ニュース

東京の新着ニュースをもっと見る

東京 コラム・街ネタ

東京のコラム・街ネタをもっと見る

特集

特集一覧を見る 動画一覧を見る

地域選択

記事検索