「宮っ子!消防わんぱーく」が5月11日、白糸自然公園(富士宮市原)敷地内にオープンした。(富士山経済新聞)

 消防車と救急車計2台を常設展示する同施設。今年3月まで現役として活用された車両を園内に設置している。

 消防ポンプ自動車は富士宮市消防団第3分団に配備されていた車両で約20年間、救急自動車は約10年間、それぞれ富士宮市消防本部で実際に使われていた。

 管理人が常駐し、来場者が車両に乗車するすることを補助するほか、防火衣などを着用して写真撮影することもできるようにする。

 同施設担当者は「白糸自然公園に訪れる子どもたちをはじめ多くの人に、消防車と救急車に触れ、消防を身近に感じてほしい。最近は消防職員採用試験の受験者数や消防団員数が減少傾向にある。この施設で幼少期から消防への関心を高めてもらい、将来消防士を目指したり、火災予防意識の向上につながったりすれば」と期待を込める。

開園は土曜・日曜の10時〜12時と13時〜15時。入場無料。